誌上競詠「咲くやこの花賞」 27年度 第9回「深い」 雫石 隆子選 全入選句 & 第9回現在順位(1~47位)発表
誌上競詠「咲くやこの花賞」 27年度 第9回「深い」 雫石 隆子選
軸
身のうちに白の領分黒の領分 雫石 隆子
天
身の底の水がさざなみ立っている 大葉美千代
地
ゲルニカの傷の深さで今を見よ 石橋 芳山
人
人間の無駄ロボットにわからない 杉山 太郎
傾いた性善説の深いクイ 柴田 園江
マイナン...【続きを読む】
十二の窓 ⑿
「川柳塔なら 篝火」12月号より転載。
十二の窓 (12) たむらあきこ
羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ 木綿
原句は〈はねの有いひわけ程ハあひるとぶ〉。作者は呉陵軒可有。『誹風柳多留』を編んだすぐれた編集者。「木綿」は別号。初代柄井川柳の入選句から...【続きを読む】
(7日) 川柳塔本社12月句会‥《ジグソーパズルの最後を風が詰めている》(たむらあきこ)
(7日) 8時半頃ホテルを出て、地下鉄を乗り継いで谷町九丁目まで。英國屋でモーニング、推敲。5題73句。句が難しいとよく言われるので、句意をはっきりさせることに全力。これからはたまに原句を記させていただく。「あんたの句は少し考えないと分からん」とか、「大会では採れないが、誌上大会でなら採る」などと周...【続きを読む】
(6日) 瓦版12月句会‥《マイナンバーだとしてもわたくしの存在》(たむらあきこ)
(8日、記す) 最近句会から帰ると疲れがどっとでる。今朝はまずリンゴ(深皿に入れたリンゴを4分ほど電子レンジへ。熱が半分取れたら、温かいうちにいただく)から体調を整えて行く。外出先で口にするものはどれも塩味が強すぎ、またビタミン類が不足するのか、すぐに体調がおかしくなる。まずリンゴなど果物で身体を...【続きを読む】
短詩型文芸の中の富士山❸
田子(たご)の浦ゆうち出(い)でて見れば真白(ましろ)にそ富士の高嶺(たかね)に雪は降りける (万葉集 三一八・山部赤人)
田子の浦を通って視界の開けたところに出て見ると、富士の高嶺には真っ白に雪が降り積もっていることだ。
奈良時代の歌人、山部赤人が富士を詠んだ有名な歌。赤人は生没年、経歴ともに不詳...【続きを読む】
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