十二の窓 ⑿
「川柳塔なら 篝火」12月号より転載。
十二の窓 (12) たむらあきこ
羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ 木綿
原句は〈はねの有いひわけ程ハあひるとぶ〉。作者は呉陵軒可有。『誹風柳多留』を編んだすぐれた編集者。「木綿」は別号。初代柄井川柳の入選句から...【続きを読む】
(7日) 川柳塔本社12月句会‥《ジグソーパズルの最後を風が詰めている》(たむらあきこ)
(7日) 8時半頃ホテルを出て、地下鉄を乗り継いで谷町九丁目まで。英國屋でモーニング、推敲。5題73句。句が難しいとよく言われるので、句意をはっきりさせることに全力。これからはたまに原句を記させていただく。「あんたの句は少し考えないと分からん」とか、「大会では採れないが、誌上大会でなら採る」などと周...【続きを読む】
(6日) 瓦版12月句会‥《マイナンバーだとしてもわたくしの存在》(たむらあきこ)
(8日、記す) 最近句会から帰ると疲れがどっとでる。今朝はまずリンゴ(深皿に入れたリンゴを4分ほど電子レンジへ。熱が半分取れたら、温かいうちにいただく)から体調を整えて行く。外出先で口にするものはどれも塩味が強すぎ、またビタミン類が不足するのか、すぐに体調がおかしくなる。まずリンゴなど果物で身体を...【続きを読む】
短詩型文芸の中の富士山❸
田子(たご)の浦ゆうち出(い)でて見れば真白(ましろ)にそ富士の高嶺(たかね)に雪は降りける (万葉集 三一八・山部赤人)
田子の浦を通って視界の開けたところに出て見ると、富士の高嶺には真っ白に雪が降り積もっていることだ。
奈良時代の歌人、山部赤人が富士を詠んだ有名な歌。赤人は生没年、経歴ともに不詳...【続きを読む】
短詩型文芸の中の富士山❷
風になびく富士の煙の空に消えて ゆくへもしらぬわが思ひかな (西行、1118年 -1190年) 風になびく富士の噴煙が空に消えてゆく。その煙のように私の思いもどこに行こうとするのか、行方もわからない。
この歌を詠んだ西行法師は妻子を残して出家、生涯流浪の旅を続けた。この歌は思いを行くあての知れない...【続きを読む】
句を読み込む‥川柳マガジン「読者柳壇」ほかの選&選者の責任
川柳マガジン「読者柳壇」、課題「邪心」と「雑詠」の選の詰めに入っている。川柳総合雑誌の全国に向けての最前線の選(荒川八洲雄、安藤紀楽、間瀬田紋章の各氏とたむらあきこの4人共選)なので、当然のことだが毎回細心に取り組ませていただいている。先ほど残念ながら入選句に誤字が見付かったので、1句を没にしなけれ...【続きを読む】
12月の予定 (川柳関係)
12月 6日 (日) 番傘とらふす12月句会(未定)~瓦版12月句会 大阪泊
12月 7日 (月) 川柳塔本社12月句会
12月11日 (金) 富士山周辺吟行 沼津泊
12月12日 (土) 富士山周辺吟行 沼津泊
12月13日 (日) 富士山周辺吟行 沼津泊
12月14日 (月) 富士山周辺吟行...【続きを読む】
(29日)第23回 和歌山県川柳大会‥《雨の日の記憶に雨の色がつく》(たむらあきこ)
(30日、記す) 開場10時半ということで、10時頃自転車でJR和歌山駅近くのスーパーの自転車置き場まで(帰りに買い物をして帰る)。徒歩5分、和歌山県JAビル11階まで。エレベーターにて本日選者の美羽さんとご一緒。受付、会場へ。いつも通り端席にて推敲。章子、明子、廣子、光久、扶美代、夕胡、佳子、義泰...【続きを読む】
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