靖国神社・千鳥ヶ淵戦没者墓苑吟行37句(2018/9/24-25)‥《人間魚雷「回天」のやみ》 (推敲中)
靖国神社・千鳥ヶ淵戦没者墓苑吟行37句(2018/9/24-25)
靖国神社
答えまだ無い空をつく大鳥居
益次郎像へもうすこしを運ぶ
戦歿馬・軍犬・鳩が濡れている
ジャーマン・シェパードは兵たちの仲間
母の像をしたたり落ちているきのう
神池庭園(しんちていえん)みたま彷徨う
雨後をささやくみ...【続きを読む】
(21日) 第33回国民文化祭・おおいた2018 「湯けむりたなびく温泉地別府 川柳の祭典」‥《一本のペンからにんげんが香る》(文部科学大臣賞)
いつも たむらあきこ川柳ブログをご訪問くださるみなさまに、今回の大会結果をお礼を込めてご報告。多忙のため、一昨年来、多数のお手紙へのお返事ができていないことを、ずっと心苦しく思っております(すべて、目を通させていただいたあと大切に保管させていただいております)。どうか、お許しください。(できればい...【続きを読む】
(19-20日) 古くからの温泉の街・別府へ‥鉄輪温泉ほかを吟行
(22日、記す) 19日。関西空港から7時5分発ピーチで福岡空港まで。地下鉄で博多、JR日豊本線(ソニック)で別府まで。到着は12時頃。なんと、駅前に足湯ならぬ手湯(!)があるのね。駅構内で観光情報(地図など)をゲット、ITALIAN TOMATOでバスタとケーキ&ミルクティーのランチ、翌日の吟行に...【続きを読む】
本日、別府吟行&第33回 国民文化祭・おおいた 2018「川柳の祭典」へ向け、早朝関西空港を発ちます‥みなさま、別府でお会いしましょう
昨夕ドトールで「靖国神社吟行(2018/9/24)24句」を纏めました。22日午後帰ってまいりますので、それを含め、ブログ更新はそれまでお待ちください。(__)
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手のなかに師・前田咲二⓫‥《くろもじで甘い言葉を切り刻む》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』⓫
添削の赤鉛筆にあるぬくみ
指人形の感謝は指を深く折り
恢復期 潮はゆっくり満ちている
選抜の子らにきらめく甲子園
六法をひもときこころ広くする
誰に貸したか失楽園が戻らない
ハードルを下げて流れに逆らわず
もう何も言うなこころが鈍るから
口で言うても目で叱っても直ら...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二❿‥《わたくしの干潟が満ちるまで遊ぶ》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』❿
流木を拾って塩を焚いた日よ
妻がぼくを呼び捨てにするときがある
盛り塩の白さが客を呼んでいる
天国でつける仮面を選っている
絞首台へ上る背中は本物だ
横道にそれると見えるかぜの彩
底の底あたりで神と手をつなぐ
陽を信じ土を信じて種を蒔く
愛告げてからの空気がぎこち...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二❾‥《騙し絵の中にかくれているわたし》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』
貸金庫に遺言状を入れてある
酒が出て軽い話になってくる
香奠と思って払ろてくれないか
年の離れた女と春の歩を合わす
お産休暇くれと男が言えますか
こんなわたしを好きとはけったいな女
耳に穴あけて男が弱くなる
猫も男も恋に嵌って戻らない
別れ際のことばが胸にひっかかり
...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二❽‥《死に顔を見にライバルはきっと来る》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』❽
年齢もウソ 独身も嘘みたい
ぼくの生年月日にぼくが惚れている
嫁の手へ渡すややこのお年玉
じゃんぼ籤も罰もあたらず年が明け
男ひとりの暮らしにもどる七日粥
内需拡大しすぎた正月の財布
餅箱へ転がす餅が生きている
優しく叩いてワインの樽を眠らせる
一人よし二人またよし...【続きを読む】
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