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  28年ほど経っただろうか。息子がまだ幼稚園の頃、三重県に住む友人が訪ねてきてくれた。あまりに殺風景な室内を恥じて、前日近くのスーパーで買ってきたのがゴムの樹(き)
 手入れが簡単ということに納得、分厚い葉を付けた鉢植えを抱えて帰った。窓際に置くと、狭い六畳間に潤いが出来て、翌日友人を優雅に(?)迎えることができた。もちろん手料理でももてなしたことは言うまでもない。
 それから数年後に引越し、いまのマンションにも既に25年。一度大きめの鉢に植え替えるとますます大きくなり、あとずっと深い緑を楽しませてくれた。枝が張るので何度も鋏で伐ったが、すぐに光沢のある新しい葉が出る。 無精者にはうってつけの観葉植物である。
 土に植え替えてやりたい気持ちはあったが、なんとなく躊躇(ためら)われてそのままにしていた。昨年とうとう新しい葉が出なくなり、先月、先端に付けた小さな葉も枯れてしまった。万一と思っていまも少しは水を遣っている。
 長いつきあいだったことを思い、心を潤し続けてくれたことに感謝する。
 ゴムの樹ちゃん、本当にありがとうね。

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ベランダで28年、ともに生きたゴムの樹”にコメントをどうぞ

  1. りょーみさすけ on 2013年8月22日 at 9:16 AM :

    おはようさん、私も「幸せの木」という名称の樹と30年程ともに暮らしていましたが、転居の折、寒いのが苦手なことを知らず、ベランダに出したまま枯らしてしまいました。以来、不幸の連続。ゴムの樹ちゃんにも同じような花言葉があります。今なら間に合いそうです・・・枯らさないようにしっかり育て直してやってください。
    く(^_・)ゝ~~★_☆~~ヽ(・_^)ゝ ガンバ!ゴムの樹ちゃん
    【余談】
    ゴムの樹に「ちゃん」をつけても構いませんが、おはように「さん」がつくのは如何なものか?!(。_゜)☆\(ー_ー) ヾ(^^ ) ツッコミー

    • あきこ on 2013年8月22日 at 9:35 AM :

      りょーみさすけさま
      う~ん。和歌山だから寒くてもたいしたことないと思っていたけれど。
      小さなうちは室内に置いていたけれど、どーんと大きくなるのよね。
      寿命かな、と思っていたけれど…。
      「不幸」には見えないゾ。
      おはようさん、ひこにゃん、あきにゃん、さすけちゃん。
      いーんじゃない? では、本日あとで。

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