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(4日、記す)
《あきらめたとき美しくなるこの世》(新家完司)。瓦版「咲くやこの花賞」の板野美子選「美しい」で嘗(かつ)て採られた句。初めてこの句を目にしたときは、感動のあまり作者のご自宅に電話を掛けさせていただいたほどだった。(お留守でした)
先日完司先生に伺ったところによると、この句が新著『平成二十五年』の中でも、やはり圧倒的に支持されているらしい。こころに響く句は、おなじなのである。
この句をひと言でいうなら、「末期(まつご)の眼(め)」。「末期の眼」とは、川端康成の著書(評論)の中に記されている、芥川龍之介が死を前に遺した言葉。下記は川端の「末期の眼」の中にある、芥川の「或旧友へ送る手記」の一部。
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…唯自然はかう云ふ僕にはいつもよりも一層美しい。君は自然の美しいのを愛し、しかも自殺しようとする僕の矛盾を笑ふであらう。けれども自然の美しいのは、 僕の末期の眼に映るからである。
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爾来(じらい)「末期の眼」は、死を意識した眼には、この世は愛おしく美しく見えるというような意味で使われている。透徹、達観の眼。川柳の一句を以て「末期の目」を表現しているのが、完司先生の句といえるのではないか。私の目指す川柳もまた、このような深い一句であることを申し上げておきたい。
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この場を借りて失礼します。
鈴鹿市民大会の事前投句、本日届き、受け付けいたしました。ありがとうございます。
おいでいただくのをお待ちしています。
久美子さま
遅くなって申し訳ありませんでした。めったに事前投句をしたことはないのですが。(今回は特別?)
ゆっくりと懇親会に残ることも考えています。(未定)
去年は、温かい雰囲気が楽しかったので。鈴鹿のみなさまとまたお会いできるのを楽しみにしています。
『いい川柳とは、心に残る川柳。
心に残る川柳とは、足すことも引くことも出来ない川柳』
一つのお題に於いて、最高の作品と認められるものが出たら、そのお題は今後使用禁止、特許のように他の者は、一切手を付けないようにしましょう。その第一号として、川上三太郎師の「カラス」といたします。
∋=(^0^)=∈ セーフ! d (>◇< ) アウト!
りょーみさすけさま
お久しぶり。(?)
>その第一号として、川上三太郎師の「カラス」といたします。
もっと詳しく書いて下さいね~。(わかりまへんがな)
具体的に! d (>◇< ) アウト!
にゃン様
事前投句ありがとう。無事に着いたようですね。
ケータイにメールいただいたときは、ちょうど飛行機が飛び上がったときで、まだ台湾の空でした。もちろん電源はオフでした。時差を足して四時間後に遅い返信となりごめんなさいね。
三太郎さんの「カラス」はよく分かりませんが、以前わたしが「水たまり」の句を作ったら、「それは森中恵美子さんのものだから、気安く使わないほうが良い」と大先輩に言われたことがありました。
たかこさま
遅れて済みませんでした。(というより、珍しく出したよぉ~と威張っているあきこ?)
さて、三太郎の「カラス」はあきこのほうで。
鴉(10句)
鴉の子わたしは月の泣き黒子
月光に鴉の顔も五十ほど
津軽半島で鴉一羽吹き飛ばされ
龍飛岬鴉しんしん雪しんしん
下北の鴉十羽で一部落
鴉の子権兵衛の踵もてあそび
鴉ひよこりひよつこり寒いなあ日本海
鴉ずんどこ犬を追つかけ鶏に負け
人よ静かにしづかにと鴉闇に消え
勘太郎勘二堪三で鴉死に絶える
初めから書いておいてね~、と申しておきます。(笑)
ちなみに、私は「水たまり」を詠みますが、何も言われたことはないですよぉ~。ではまた。(^◇^)
からすからすクレームつけるように啼く
便乗してつい・・・・ごめんなさい。
毎朝、近所でヒナが孵ったらしく親も子ガラスもなにかとうるさいもので。
こちらもヒマで、聞こえてくる鳴き声すべてに日本語の吹き替えをつけてしまうクセが出来てしまいました。
竹内いそこさま
鳥がなんと言っているか、わかったらどんなに楽しいでしょう。
本当に動物好きな方は、わかるんでしょうね?
花の名、鳥の名、あまり知らずに来てしまったことを悔やんでいます。いそこさんは、分かるのかな?
鴉が好きというわけではないので、近所で鳴かれたらヤカマシイだけかも。いそこさんは、吹き替えをつけるくらいなら、「情」が移った?かな。
《あきらめたとき美しくなるこの世》
この句はスゴイ\(^O^)/凄すぎます∈^0^∋
どの様に悟ったら、この様な句が書けるのだろう………
同じようなことを考えていても、書けない私は………
ベンキョウ、ベンキョウ(∩.∩)(^^)
伊東志乃さま
いい句ですよねえ。
作者に電話を掛けるほど感動するなんて、一生に何回もないでしょう。
一句のチカラということを考えさせられます。
こういう句を誕生させた場として、咲くやこの花賞を誇れますね。
この句を上位に採った選者もエライわけで。