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第173回大阪句会報告
日時:令和8年1月6日午後1時
場所:大阪市立総合生涯学習センター
出席者:岸井ふさゑ・小池桔理子・八木幸彦・森井克子・髙杉力・たむらあきこ・田中よねぞうの計7名。(+新葉館出版の松岡恭子さんがオブザーバー参加)

当日の題と選者、入選句は次の通り。
【席題】「めでたい」小池桔理子 選
災害がなくてめでたい三が日 幸彦
馬齢だとしても祝ってくれている あきこ
前のめりめでたい奴といわれてる 力
休肝日なかったことにめでたい日 力
おたがいの古希へめでたさなど言わぬ あきこ
めでたさも大自然には通じない 幸彦
特選1句
美田残さず笑顔の大往生 ふさゑ
(選者コメント:笑顔の大往生というのがとても良いなあと思った。破調の句ですが、一気に読めました。)
軸吟
姪の恋スタンプ文字も浮き浮きと 桔理子
【席題】「めでたい」たむらあきこ 選
入選6句
孫たちが集まっているお正月 桔理子
災害がなくてめでたい三が日 幸彦
姪の恋スタンプ文字も浮き浮きと 桔理子
休肝日なかったことにめでたい日 力
誕生日が元旦でして「つまんない」 克子
前のめりめでたい奴と言われてる 力
特選1句
おめでたいことに自分がわからない ふさゑ
(選者コメント:自分の気持ちを正直に詠んでいる。)
軸吟
馬齢だとしても祝ってくれている あきこ
【宿題】「氷」岸井ふさゑ 選
入選6句
春たちが氷の下で目覚めます よねぞう
何年も氷が溶けぬわだかまり 幸彦
灯る街一人の傘を打つ氷雨 あきこ
氷塊が軋み花時計が動く 克子
薄氷の上で和平の案を練る 力
きみの視線刺さってからの氷点下 あきこ
特選1句
氷点で溶けて女の顔になる 幸彦
(選者コメント:意味不明だが印象が強かった。)
軸吟
がむしゃらに砕氷船は突き進む ふさゑ
【宿題】「氷」髙杉力 選
入選6句
春たちが氷の下で目覚めます よねぞう
がむしゃらに砕氷船は突き進む ふさゑ
何年も氷が溶けぬわだかまり 幸彦
きみの視線刺さってからの氷点下 あきこ
氷点で溶けて女の顔になる 幸彦
氷塊が軋み花時計が動く 克子
特選1句
灯る街独りの傘を打つ氷雨 あきこ
(選者コメント:都会の孤独感が定型のリズムで見事に表現されている。映像も浮かぶし傘を打つ氷雨の音までも聴こえてくるようです。)
軸吟
フラッペと呼ばれお澄ましかき氷 力
〔句会評対象句〕
契約が過ぎて輪郭だけになる
尖るより付き合い辛い真っ四角
日の丸の赤がしみじみ染みる旅
おかえりと庭で真っ赤な落ち椿(最高点)
言いそびれたことへふたりの仲凍る
お利口にしているつもり紙コップ
ありがとういかされていきるこのいのち
〔近況・今日の感想など〕
・ありがとうございました。
・川柳マガジンクラブ和歌山句会を昨年十月にはじめたことで、まずごあいさつに来させていただきました。
・初めての方もお二人来られ、活気のある句会になりました。今後も幅広く川柳の輪を拡げたいと思いました。
・新しい方も来られ楽しい句会でした。
・のんびり寝正月で1キロ程太りました。
・今年のお正月は孫たちが集まって、昨年はバラバラに来たので、皆で集まって「ベイブレード」や「ジェンガ」をしたりとても楽しく遊んでいるのがうれしかったです。
・十七字なので、同想句を避けるのはむづかしいとつくづく思う。
・少しでも人数をふやせるよう頑張っていきたい。
(報告・八木幸彦)


第150回神戸句会報告
令和8年2月19日(木)  神戸市立婦人会館 4F「もくれん」
出席者・・・・浜  知子  たむらあきこ 小池桔理子
千足  千  毛利きりこ  吉井 扇久
石川 街子  吉田 わこ  福田 湘久
盧  光来  妻木寿美代  梶岡 斜角
小田切 南  藤本美知恵  西野真理子
井上 登美  こやまひろこ 長島 敏子(18名)

席題   「 タイプ 」       吉田 わこ共選
佳作  いい歳をしてといわれることをするタイプ 盧光来
佳作  わたし色染めてはならぬ人がいる   福田 湘久
佳作  タイプなど言ってる余裕ありません  石川 街子
佳作  タイプじゃない言い合いながらまだ夫婦妻木寿美代
佳作  笑顔ならいつでも用意するタイプ  こやまひろこ
佳作  初恋は幻 現実はあなた       石川 街子
佳作  顔も背もタイプで面倒臭い貴方    小池桔理子
秀2  難問を解くような君タイプです    西野真理子
秀1  釣り糸が多くてタイプを見失う    吉井 扇久
特選  この俺のB面ならば君に合う      福田 湘久
(ご自分を素敵に分析されて面白いと思いました)
軸吟  合わないと思い込んだら助けられ   吉田 わこ

席題   「 タイプ 」     たむらあきこ共選
佳作  釣り糸が多くてタイプを見失う    吉井 扇久
佳作  AIの診断結果ではタイプ      小田切 南
佳作  顔も背もタイプで面倒臭い貴方    小池桔理子
佳作  どうしても陰ある人を好きになる   藤本美知恵
佳作  タイプ別その他に入り落ち着かず   西野真理子
佳作  強引なタイプ惹かれる時もある    藤本美知恵
佳作  君がタイプと言われてからのざわめきよ 浜 知子
秀2  タイプじゃない言い合いながらまだ夫婦妻木寿美代
秀1  タイプなど言ってる余裕ありません  石川 街子
特選  初恋は幻 現実はあなた       石川 街子
(タイプを追っていたのは若かりし頃! 「現実はあなた」
が笑わせる)
軸吟  おたがいにタイプで影が離れない  たむらあきこ

宿題   「 にんまり 」      吉井 扇久共選
佳作  新作の料理完食母にんまり      小田切 南
佳作  孫の顔自分に似ているとこ見つけ   梶岡 斜角
佳作  にんまりがすぐに出てくる芝居下手  西野真理子
佳作  小悪魔がにんまり匂う片えくぼ    妻木寿美代
佳作  ほくそ笑む私の中のサタンかな    浜  知子
佳作  喜びの温度いろいろ今は並      福田 湘久
佳作  余りある老後資金に感謝する     井上 登美
秀2  軽やかに滑る鉛筆この一句      福田 湘久
秀1  疑いが晴れひとり飲む大ジョッキ  こやまひろこ
特選  一週間妻は旅行に行くらしい     藤本美知恵
(男ならわかります。なにか自由になった気分です。でも
今では、日常が大変で悩みます)
軸吟  ライバルに王手飛車取り待った無し  吉井 扇久

宿題   「 にんまり 」      小田切 南共選
佳作  一週間妻は旅行に行くらしい     藤本美知恵
佳作  ダイソーのルージュに少女にんまりと 浜  知子
佳作  とびきりの笑顔ですけど古びてる   盧  光来
佳作  モナリザはにんまり過去を語らない  妻木寿美代
佳作  にんまりと歪んだ口が戻らない    吉田 わこ
佳作  チャンスかも敵も模索の中らしい   長島 敏子
佳作  にんまりを扇の下に隠す姫      西野真理子
秀2  疑いが晴れひとり飲む大ジョッキ  こやまひろこ
秀1  ヒートテック着てにんまりと雪おんなこやまひろこ
特選  余りある老後資金に感謝する     井上 登美
(何とうらやましい事でしょう)
軸吟  新作の料理完食母にんまり      小田切 南

《句評会》             司会  小池桔理子
「ダメ」という声がかすかに揺れている  湘久  3点
「舟唄」を歌えば鴎まぼろしの      街子  0点
ごわごわのタオル険悪になってきた     南  6点
米作り止めても選ぶ日本産       きりこ  1点
さいころを放った先の選択肢      真理子  7点
ミントグリーンお口さやかに嘘をつく  寿美代  9点
若かったただ若かった夏の恋      ひろこ  2点
染まらない白の孤独が潔い        わこ  8点
妻の香が朝餉ほのぼの包む込む      光来  3点
大波をかぶってもいい友がいる     美知恵  5点
正面に座り正義の振りをする       敏子  9点
二年間天井見てた父は逝く        斜角  4点
節約を学ぶ土光のメザシから       知子  0点
上げ相場にんまりしてる奥歯の金     扇久  4点
未完成 喜怒哀楽で助け舟        登美  0点
ゲルニカの前で釘付け美と主張     桔理子  1点
四季にある文字に値打ちのある短詩     千  0点
抱くためにある両手つかんでいる虚空  あきこ 10点

《近況報告》

▼最近歌手デビューしました。昨年夏から歌(ボイストレーニング)を始めまして発表会に参加しました。発表会の4日前に練習のし過ぎ (?)で風邪を引きましたが、当日は何とか歌えました。

▼長引く風邪とアレルギーで予定キャンセルして家でゆっくりの日々 でした。友の顔も懐かしかったです。

▼いっぱい投稿したらいっぱい没です。投稿前は別嬪さんに見えるが、 没句になると何かしらアラが見えてしまうから不思議です。もっと推敲せよとの天の声か?「川柳はマゾけがないと続かず」

▼子供が中一の時のママ友とグループ全員で揃って会いました。開店から閉店まで話し込み楽しかったです。

▼今日は和歌山のたむらあきこさんと神戸句会に久々お邪魔致しました。医療過に遭いしばらく句会に出席できませんでした。やはり句会はいいもんですネ。

▼高市さんが総理に再選され女性の時代が到来したのでしょうか。四年制大学へ進学や家庭を離れることを反対された自分の時を思い出し、気持ちは複雑です。

▼闘病中の友を見舞いました。前よりしっかりした口調、嬉しかったです。ご夫婦の愛の強さに感動。春もそこまで、きっと回復と信じている。

▼孫とルーツの旅。龍野城・公園・親類宅で主人の軸を感激しました。

▼二年前までこの会に来ていたが、脳梗塞で倒れた柳友を先週二年ぶりに見舞いに行った。病状はあまり変わりなかったけれど、帰り際に細々と「ありがとう」と言いホントに嬉しく思い帰路についた。

▼「バイ・ナッシングデイ」(無買日)を作っている。冷蔵庫に玉子・ちくわ・小麦粉があり、お好み焼きにしたが、キャベツがないので昨日の残りの白菜を入れると思いがけず甘い白菜のそれは美味しかった。

▼ソフィア・ローレンの「ひまわり」をNHKのBSで観ました。以前映画館で観たのに、ほとんど忘れていました。

▼十年前西国三十三ヶ所巡りでお参りした二番札所の紀三井寺に行く機会がありました。二三一段の急な階段もなんとか登れました。境内からの眺めは以前と変わらなかったと思いますが、門前のお店がほとんど看板を降ろし僅かしか開いていませんでした。時の流れを感じました。

▼二月十九日から二十二日まで川柳三昧です。少ししんどく少し楽しみ。

▼先日、孫と嫁と四人で京都一泊旅行に行ってきました。小五と小二の男の子「チームラボバイオヴォルテックス京都」の「スケッチオーシャン」「太秦映画村」もアトラクションは増えていて楽しかった。「忍者の砦」「からくり忍者屋敷」「おばけ屋敷」面白かった。

▼いなみ野学園ももうすぐ一年生から二年生になります。続かないと思っていたが一年無事通えたのが不思議です。まだ三年あるので頑張ります。

▼マガジン神戸句会は150回を迎えました。和歌山からたむらあきこさんも久々にご出席頂き、中身の濃い句会になりました。「おしゃれセンマガ神戸っ子」を合言葉に誕生してから150回。途中コロナ禍などいろいろありましたが、今は参加者数も増え、平均年齢も若返り、現代川柳の風も吹いて「毎月が楽しみ」の声も届いて、嬉しい春です。皆々様に感謝です。(以上、原文ママ)

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