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 下記の読者からのご質問は、たまに同様のご質問をいただくことがあり、その答えの一つとしてここに記させていただく。新聞社からのご依頼だったが、ちょうどよかった。


たむらさま
先日来、お世話になっております。◎◎新聞の〇〇です。
この間、メールのみでのご連絡となりまして、誠に申し訳ありませんが、1点ご相談があり、ご連絡をさせていただきます。
昨日付で掲載させていただきました作品で、「腹痛へ呼ぶか呼ばぬか救急車」の投句をされた〇〇〇〇さんご本人から、先ほど支局に電話がありました。
内容としましては「自分は『腹痛起こる』と書いた部分が『腹痛へ』となって掲載されているが、意味が通らないように感じる。まだ『腹痛で』なら意味が通るように思うが、添削の意味合いを知りたい」とのお問い合わせでした。
あまり類のないお問い合わせでして、私どもとしましても別に意味が通らないとも思わないのですが、たむらさまに代わって勝手にご説明をする訳にはいかず、ひとまずお伝えをさせていただきました。
とても基本的なことでしたら弊社が不勉強につき、誠に恐縮なのですが、もし投句者にご説明いただける内容がございましたら、こちらのメールにてご教示をいただけませんでしょうか?
無粋なメールをお送りするかたちとなりまして、申し訳ございませんが、ご検討いただけましたら幸甚です。
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〇〇さま
腹痛へ呼ぶか呼ばぬか救急車
この助詞「へ」については、川柳を始めたばかりのかたは奇異に感じることがあるようです。
「(何々に)対して」というほどの意味なのですが、方向性も一字で表現できることから使われています。
腹痛起こる呼ぶか呼ばぬか救急車
破調で、これでもいいのですが、できるだけ五七五の定型におさめることが望まれることがもう一つの理由でもあります。
たましいへ視線あわせにくる人形
上記はわたしの句ですが、句意は「(わたしの)たましいへ(に向かって)視線を合わせにくる人形」です。
「人形」はそのまま「人形」でもよいのですが、川柳は暗喩の文芸ともいえるので、「人形」=「人(間)」と解釈していただいて結構です。
よろしくお伝え願います。
こういう質問をされるかたは熱心なので、将来よい句を詠まれると思います。
たむらあきこ
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たむらさま
お世話になります。〇〇です。
ご丁寧にご返信をいただきまして、誠にありがとうございました。
あすお伝えさせていただこうと思います。
お手数をかけしてしまい、申し訳ありませんでした。

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