(@v@) 耐久生涯大学 川柳専科
2024年5月11日(土)13:00~14:30
❶川柳クリニック Vol.19 No.09 (川柳マガジンから転載 川柳クリニックDr.たむらあきこ) 原:原句 添:添削
原嫌悪する言葉は躾反吐が出る 林 進
「躾」の中身にもよるのでは。 「嫌悪する」「反吐が出る」は重複。
添躾と言う虐待ヘドが出てならぬ
原思考力時時とぎれ老を知る 薄井 秀子
「思考力」が「とぎれ」にやや無理。ここは「萎えて」くらいで。
添思考力ときどき萎えて老を知る
原いつの間に風化の進むクラス会 柳村 光寛
集まる人数が減ったことを「風化」と捉えたところが面白い。皺を刻み、夫々が老いてゆくことも「風化」か。
添出るたびに風化の進むクラス会
原古希過ぎて握り鉢巻土砂浚う 岩淵 武
「握り鉢巻」は「ねじり鉢巻き」か。いまの古希は若いので、内容的に印象が今一つ弱いかも。
添鉢巻で土砂も浚っている八十路(やそじ)
❷【鑑賞】➀真島 久美子さんの15句 (『恋文』から)
花びらの重さを知っている水面
流氷のひとつひとつに迷子札
哀しみの高さで飛んでいる蛍
わたくしの闇が浸水してしまう
舌先で転がしている不発弾
落とし物ですか 捨てられたのですか
冗談の続きのように見る遺影
日記帳ここにも灰汁が浮いている
やさしさがこわくてつぶつぶになった
守りたいものが私をすり抜ける
しっかりと水気を切って出す手紙
優しさですべてを包む卑怯者
絆ってなに遠くから投げる石
桜にも母にもなれず春がくる
待つ人はもういないので咲きますね
②川柳マガジン川柳睦月賞「走る」入賞句から
どの風も走れば語りかけてくる 中村鈴子(大賞 賞金10万円)
虹掴むために走っているのです 松本宗和(準賞 賞金1万円)
寄り道もしながら走る生き上手 堀田正晴(準賞 賞金1万円)
走り続けてまだ人間になれず居る 宮﨑ただじ(準賞 賞金1万円)
☆添削してみよう。(4月レクチャーでお預かりした句)
まん中に生まれてひがむ癖がつき⇒
人ごみの中に埋もれて影もなく⇒
略
❸【実作】「 」「 」
各2句以上、講師に提出。(次回添削用) 下余白にご自分の作品を記入、残しておいてください。
➀
②
③
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