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() 耐久生涯大学 川柳専科
2024年4月13日(土)13:00~14:30
❶川柳の形式について
川柳は、定まった形式を持つ詩の一種(一行詩)。これを十七音定型と呼ぶ。十七音の中で、コトバにも意味にも切れがなく、全体がひとつながりの場合(一句一章)と、コトバと意味の切れが、五―七五あるいは五七―五と二つに切れる場合(二句一章)を「正格」という。またコトバの切れに意味の切れが一致しないで移動したかたちを「変格」と呼んでこれも定型に加えている。格調を侵さない範囲での音数の増減(字余り・字足らず)は定型とみなされている。

音調を無視した形式を破調(自由律)と呼び、多音(総音数の多いかたち)、寡音(総音数の少ないかたち)を含めて非定型という。

破調(自由律)であっても、作品の底に作家の心が吐露され、共感を呼ぶ作品であるならば、否定する訳にはいかない。心の叫びが、イノチのコトバとなって吐き出されているのだから。

【結論】川柳が定型詩であるという原点をぎりぎりまで守りその上で破調として表現せざるを得なかった、ということがすべてといえる。(たむらあきこ)

❷【鑑賞】➀第26回「川柳クレオ」川柳大会入選句から15句。
やみの底ぬけたわたしへ回収車
しりとりのように家族の忌がめぐる
爪切ってあげると祭り二人きり
心象のみなとに舫うきみの舟
去り際の亡父のぬくみの残る指
空きビンのなかに積もってゆく孤独  以上、講師作品

「次の方どうぞ」閻魔が呼んでいる  中井芳樹
鉛筆を削って夜明けまでの旅  木本朱夏
言い訳が色鉛筆になってきた  森田律子
ともだちがいない色えんぴつの白  城水めぐみ
ポケットの中で発酵する港  平尾正人
秋茄子のヘタが祭りになっている  森田律子
くり返しなぞる別れ際の言葉  小川佳恵
ひらがなにずっと包んできた想い  田村ひろ子
少年がおしりの砂を払う秋  森田律子

添削してみよう。

❸【実作】「 」「 」
各2句、講師に提出。(次回添削用) 下余白にご自分の作品を記入、残しておいてください。
➀             ②             ③

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