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 8月の末だったか、弱弱しいお声のお電話をいただいた後、なかなかこちらからの電話がつながらず、気になっていた柳友嶋澤喜八郎氏と本日やっと電話がつながり、お話しすることができた。まずはお元気そうで一安心。下記は、氏の30句。


抱いた児が笑えばふっと軽くなる
ふところが深くて皮肉通じない
行間も紙背も読んで動けない
一呼吸置いて怒りを和らげる
心音はSOSと打っている

つぶやきの泡で地球が溺れそう
一歩目の足の左右が決まらない
心配の種にもちゃんと水をやる
ぶらんこは静止心を決めたのか
合掌の手からこぼれている野心

月天心むかし話がしたくなる
にんげんの愚かさ犬に笑われる
何思うでもなく腕を組んでいる
マッチ擦る夢の続きに逢いたくて
来し方が追いかけて来る濁り酒

昨日より小粒になった今日の夢
一人より二人 三人より独り
独りいて夜明けの歌がうたえない
他人なら許す自分は許せない
どん底の私の今を受け入れる

一人より二人で仰ぐ冬銀河
そこからは私は人に見えますか
信じたし人愛したし風五月
雨になるあなたが風になるならば
なぜだろう「かしこ」が濡れているみたい

コスモスはいいな誰にも愛される
鳥になりそれから風になるつもり
七転びしてそれからを模索する
起立礼そして戦は始まった
何もかもかなぐり捨てて滝になる

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