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「金魚」たむらあきこ選(上位10句)
軸吟
金魚鉢のなかの独りを生きている  選者

忘れえぬ恋の未練にいる金魚  主税みずほ

身籠れぬまま一匹の金魚鉢  平井美智子

日向水ブリキの金魚ひとりぼち  萩原奈津子

ランチュウになりたい家のメダカたち  角田幸美
宝です我が家の金魚メイとスズ  江川寿美枝
同居人は金魚二匹でございます  山下華子
あの日から鳴かないブリキの金魚  峯島妙
ただいまの声に波打つ金魚鉢  北村あじさい
一人立ち出来るまでいる金魚鉢  鮎川弘子
卑弥呼似の金魚長生きしそうです  青砥たかこ
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 美貌の卑弥呼・真島久美子さんのご住所は、佐賀県神崎郡吉野ヶ里町。吉野ケ里遺跡はついそこ、といった辺りに住んでおられる。7月30日の大会当日は、前日関空泊で眠れていなかったこともあり、大会終了後はすぐにホテルにと思っていたのだが、なんといちばんお忙しいはずの久美子さんが車で送ってくださるというのね。

 吉野ケ里遺跡周辺を回ってくださったのだが、そのご厚意を忘れないだろう。萩原奈津子さんにもお声をかけていただいて、噴煙川柳大会(9月24日、奈津子さんが選者をされる)にも行かせていただくことになった。下記は、卑弥呼の里 女流川柳大会の発表誌から、あきこの眼で選ばせていただいた佳句3句。

いつの日か鎖になってゆくリボン  平井美智子
わたくしを通過してゆく月明り  真島久美子
欲望を詰めれば詰めるほど無色  真島凉

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