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人にも神にも死がある。
死ぬことは、消えることではない、多分隠れることなのだろう。
山に、岩に、雲に、そして草葉の陰に。
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 上記は、すでに何度かアップした畏友小堀邦夫さんの詩。とくにこの詩と思う理由は、以前「おたがいに年なのだから、お墓の場所を教えてほしい」とお願いしたとき、「墓(の場所)を知らんでも、呼んだらすぐに来るよ。草葉の陰にいるから」というお返事だったから。そうか、と思いながらも、もう一度お願いしていると、今年3月27日にかれのほうからやすらぎ公園(墓地)まで連れて行ってくださったのね。桜が満開で、こんなところにわたしも眠りたいと思うようなところだった。

 亡くなれば草葉の陰に隠れると言っておられたことで、いまも呼んだらすぐに来てくださるとは思っている。しかし、かれの友人が「そこに案内してください」と言われたので、やはり伺っておいてよかったと思っているのね。その日は、やすらぎ公園をでてからランチに連れていってくださり、「つぎのご遷宮の勉強会(?)がある」とのことで外宮まで送っていただき、そこでお別れしたのだった。それが、お目にかかれたさいごになった。

 いただいたメールのさいごに、下記のような絵文字が添えられていた。これは、「いつでも、(呼んだら)すぐ来るから。アリガトウ」ということなのである。草葉の陰にいるからと。ご立派なさいごだったように伺っている。もうすこししたら、ご遺族からさいごのご著書が送られてくることだろう。

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