
8時6分、近くの本町4丁目バス停からマリーナシティ行のバスに乗車。9時前に琴の浦着。ちょうど開園時間。入園券300円を支払って入る。雨は止んで、まだ誰もいない湿った園内を気持ちよく散歩。
祖母と来たむかしを思い出しながら、休み休み一通り回り、10時前に句会場の主屋に入る。川上主宰にごあいさつ、着席。疲れて選に差し障らないよう、本日嘱目吟はほとんど詠まなかった。
新田長次郎翁銅像前での集合写真撮影、あと主屋内でお弁当・お茶をいただく。選者は兼題「祝」の句をださなくていいようなので、ゆっくり。お弁当のあとは、主屋内を見て回ったり。とにかく疲れて選に差し障らないよう、ソファでゆったり。たまたま同席の方とすこしおはなしをさせていただく。
あきこ選「嘱目吟」の1席は
潮風がふたりの隙間行き来する 岡崎佳寿子
「隙間」が物理的な隙間ではない、こころとこころの隙間と読めると。心象句ということについてすこし説明させていただく。軸吟は、《干満がある池泉(※潮入式池泉回遊庭園)にもわたしにも》。下記は、ご参考までに当日お配りしたプリントに添えさせていただいたあきこのかつての嘱目吟。
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美ら島(ちゅらしま)吟行27句(2022/10/29-11/1)
赤瓦の家がきのうを連れてくる
原郷か着地点かもしれぬ島
そこここに声のくぐもるいくさ跡
琉装をあそぶ遊行期(ゆぎょうき)かぜに乗り
琉球舞踊の舞台を覗く 万華鏡
行くさきを守礼門(しゅれいもん)から廻(めぐ)らせる
城跡に顕(た)つまぼろしは王族士族
ながれこむ龍潭(りゅうたん)水もきのうのことも
やちむんのぬくもりだった きみだった
雨かぜのなか揺れている島の秋
シーサーの笑みが満たしてくれている
琉球ガラスやがてきのうが透けてくる
泡盛をグラスに注いでシャイに呑む
注いでいるきのうが海になってゆく
豚骨出汁(とんこつだし)沖縄そばのヤマトンチュ
サーターアンダギーのまるさを噛んでいる
巡る足ハイビスカスが引きとめる
ハイビスカスの朱(あけ)がささやく雨の中
旧海軍司令部壕
壕内へ下りる階段百五段
ふり返る壕入口へ百五段
壕内の最期その日をひきよせる
兵士の遺品やかん水筒
とりあえずメガネを拭いている 曇り
カマボコ型に掘られた壕に四千人
地下壕をさまよう御霊(みたま)なのだろう
薄暗く行き違ってる あるいている
幕僚室 自決の痕(あと)のいまもなお
(たむらあきこ)
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