柳人紹介 (28) 河合笑久慕さんの20句
思春期に刺さったトゲがまだ疼く
あきらめがくすぶっている片思い
ときめくと風が光って見えてくる
思い出はしゃぶればしゃぶるほど甘い
ともだちでいましょうなんてかわされる
昨日まで好きだったのになぜだろう
投げられた石は返してみたくなる
逆らってみても結局傘の中
触れ合えばきっと伝わる静電気
産みたての卵合掌してすする
やめておく 力むとろくなことがない
青い鳥さがす夢から戻れない
どうしても磁力の勝る大都会
激論のさなかに飴が配られる
ストレスがなければないで眠くなる
目覚ましに激励されて立ち上がる
それなりの年を重ねてまだ生木
よく動く人だ頼りにしたくなる
こんにゃくのような人ねと褒められる
残り火をかき立てている差し向かい
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