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… ブログで「著名川柳作家のみなさまからの御感想」を読んで、これは私の理解の及ばない別次元の句集だろうと思っていましたが、実際手に取ってみて途方に暮れました。一句一句の持つ呪術的な力、言霊的な日本語の凶々しいほどの表意性(抽象的な言いまわしですみません)を感じるのですが、今の私には力及ばずの感じです。土地勘のある松山城に関する句。

隠門こっそり聞き耳をたてる
正眼で護る構えの筋鉄門
戸無門あたりに虚無がしのびよる

松山城の坂道は、門の多いお城だと思っていましたが、川柳に詠む豪腕には脱帽。
また何となくイメージとしては知っている恐山の吟行28句。これはもうシャーマニズム、あきこさんと卑弥呼のイメージが重なりました。
とにかくこの句集は、一読して気楽に感想を述べるレベルではないと思います。私の今後への宿題として大切に読ませてもらいます。

話はかわりますが、私は本の蒐集癖はなく川柳に関しても柳友に借りてランダムに読むのが主でしたが、半年ほど前に初めて新葉館から六冊ほど購入しました。その中に川柳作家ベストコレクション「たむらあきこ」と「前田咲二の川柳と独白」の二冊があります。読後感を柳界ポストにでも投稿しようと軽く考えていたのです。ところが、それほど安易には書けないと気づきました。
ベストコレクションのシリーズはその題名から各作家のベストの句を選りすぐったアンソロジー的なシリーズだと早合点していたのです。柳界でベストの作家を選んだという意味のシリーズとは思いませんでした。
私の好きな句を例にあきこ讃歌的な感想を書けばいいと思っていたのです。ところが、多吟家あきこさんの句集は、ある一時期のある一面を選んだ句集なのだと分かりました。すると、たとえば「きみ」がでてくると生身のあきこさんとの関係が気になり迂闊な解釈はできないと感じたのです。群盲象をなでるに陥るだろうと思い始めたのです。
また前田咲二氏の方は、私自身時事吟には関心がないのと、前田咲二という表現主体を咲二氏自身が自覚的に創造し句を詠んでいる、自分自身のアバターに詠ませているような句触りに途惑いこれも書けませんでした。いずれもう少し川柳の勉強をした後、蛮勇をふるって投稿するつもりなので、事後承諾になるとは思いますがお許しください。

最後に、同期生たちを読者に想定し書いたですが送らせてください。団塊と言われた私たちの世代への挽歌です。…(原文ママ)
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 氏は、お手紙にあるように団塊世代の方なのね(あきこも団塊世代のしっぽ)。ちなみに学習塾講師(じつは、あきこもそうなのね)をされていることもあり、なんとなく分かりあえる(と、勝手にあきこが思っている)方なのです。
 いただいたご著書は、ていねいに拝読のうえ、その内容を次々回あたりでアップしたいと思っている。みなさま、どうぞお楽しみに。

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