われわれの愛してやまない「川柳」という短詩型文芸。川柳マガジン1月号に、尾藤川柳氏がつぎの一文を載せておられる。あきこがどうこう書くより、この一文がすべてなので、下記、転載させていただきました。
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川柳史料館設立へ
この間、つい甘えてしまって10年ほども預けたままにしてしまっていた川柳史料の保管場所が、建物の「解体」という現実に直面し、本当の意味で将来も安泰な史料館の設立が不可欠なものとなってしまいました。
これまでも「川柳博物館」や「川柳文学館」という構想を打ち出し、台東区をはじめ企業などに史料の寄贈も働きかけてきましたが、新しい箱モノは、なかなか現実にはなりません。
文学館等への寄贈話は、「江戸時代もののだけなら・・・」とか「ハードカバーのみなら(川柳誌や染筆は要らない)・・・」とかいう条件が付き、またありがたく「いくらでも倉庫がありますから全部引き受けましょう」と言ってくださった文学館は、東京から遠い場所で、江戸発祥の入れ物には、少し考えさせられてしまう事がありました。
短歌や俳句に関する専門の文学館が存在しています。川柳に一つぐらいそういうものがあっても良いと考えています。
いや、独立した川柳の文学館が出来てこそ初めて、本当の意味で史料や物証に裏打ちされた伝統文化としての川柳が確立するのだと思います。
大きな文学館の倉庫に収まってしまったのでは、おそらく川柳独自の生きた文化財には、成り難いのだろうと思われます。
まだ夢の時代に作った「川柳博物館」の構想が上記の図ですが、史料庫の機能を中心に川柳文化の発信基地としてさまざまな要素が考えられます。
川柳人の高齢化により伝統文化、伝統文芸として川柳の継承が危うくなってきている昨今、今立ち上がらなければ、きっと実現せぬままに川柳は、一時代の過去の文化として位置づけられるようになってしまいかねません。
これを機に、川柳文学館設立を本格化させていこうと存じます。
幸い、川柳発祥の地・台東区の地元の方々が、熱いエールを送ってくださっています。
今度は、私ども川柳家の側も覚悟を決めて一歩踏み込んだ対応をしなければならないと感じております。
先にも申し上げましたが、川柳界でも「若手」と称され、自認もしてきた私ですが、いよいよ還暦を過ぎ、先が見え始めています。
近く川柳文学館への準備会ないし実行委員会を立ち上げます。
どうぞ川柳界からも我と思われる方、何をしていいかわからないけど協力したいという方、この川柳マガジンの方に声をかけてください。
お力添え、ご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。
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