Loading...Loading...

 多作なので、どの句会でも一題につき十数句はいつも詠んでいる。先日の国文祭では事前投句はしていなかった。当日投句のみに限れば「遅れる」「手紙」「鯨」の3題、合わせて117句を詠んでいる。ちなみに、国文祭では一読明快の句でないと入選はむずかしい。どんな句を詠んでいたのか、下に一部を記してみる。ご参考まで。(ブログもややネタ切れなのね ^^;)
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……
「遅れる」
あれはあれでよかったあとで来た安堵
哀しみはすこし遅れてやってくる
思いやりだろうあとから知らされる
童話の亀になって遅れは気にしない
「手紙」
よりどころだったひと言師の手紙
追伸をかさねる遠い子へ祈り
文末の絵文字が笑わせるメール
処分しておいてと頼まれた手紙
木簡も書簡もにんげんの橋だ(特選止め、和歌山県知事賞)
きみへ愛メールはわたくしの飛脚
開封のしばらくきみを皿に盛る
絵手紙にきのうのきみも咲いている
巻紙をひらくきのうの恋だった
封切ってあなたの海にまぎれこむ(佳作止め)
「鯨」
捕鯨史に祈りのかたちくじら塚
妥協案まで斥ける反捕鯨
捕鯨史のきのうを覗く鯨墓
食文化なのに許さぬ反捕鯨
バスガイドの美声が引きよせる鯨
くじらにも触れて南紀をバスガイド
日本人クジラ肉には恩がある
同衾のクジラひっぱってるいびき
わたくしも鯨もたまにする座礁(佳作)

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K