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 川柳マガジン11月号、「句集燦々(くしゅうさんさん)」(松橋帆波氏)に『川柳作家ベストコレクション たむらあきこー乱調も足さねば生が錆びてくる』への書評(下記)をいただいている。氏には、あきこの全著(4冊)についてこの欄に書評をいただいていることを深く感謝申し上げたい。ありがとうございました。
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どう閉じてみても楕円になっている

 たむらあきこ川柳の魅力は、人の縁の中に揺蕩う、濃密な精神世界の具現化である。結界でありながら、排他性を感じさせない世界は、人の根源への視線へ、いかに汎用性をもたらせるかという無数の修辞試行の結実である。どの句にも「骨格」があり「刃」の跡がある
 書籍に成分表など無いことは当たり前なのだが、たむら氏の一冊はミネラル濃度が高く、高カロリー。読み砕く(嚙み砕く)ことで、直接脳に刺激が届く。思索の満腹中枢を刺激すること数多、読者其々の、埋もれた語彙・感性を呼び起こす。《接触のわるい男と月の下》《喪中ハガキを輪ゴムでとめて酌んでいる》今日は何頁から旅を始めようか。

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