しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(3月30日(火)付、たむらあきこ選)
鏡拭く心のシミが取れるまで 秋田県 柴山 芳隆
〈評〉鏡に映る自分の暗い顔にため息。心のシミとは、わだかまりなどネガティブな感情。そうしたものが消えるようにと、何度も鏡を拭いている。
新基地は遺骨のまじる土砂のうえ 岩手県 佐々木弥五兵
「くせに」「らしさ」と染みついた性差別 岐阜県 宮地 純二
聖火ランナー辞退ドミノが止まらない 千葉県 田尾 八女
震災を忘れていない漂流物 神奈川県 都留あき子
震災で流された松また植える 岩手県 千葉健一郎
独活蕨汚染の山で待ちぼうけ 埼玉県 森井 征之
巣ごもりで育ったボクのおなかです 群馬県 粕川 冬扇
後手先手何をやっても出る批判 北海道 山本 光昭
孫の顔見たいがコロナ通せんぼ 岡山県 浜口巳喜雄
そのうちにワクチン効かぬ変異株 神奈川県 桑山 俊昭
自助を言いながら受けとる交付金 滋賀県 松野 善一
マイナンバー国民監視にも便利 福島県 服部 徳
七万円我が家の食費ひと月分 東京都 長谷川 節
十分で終わる千円理髪店 東京都 高科 謙称
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