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(原文ママ、お名前は記しません。)
… この度「前田咲二の川柳と独白」を御恵贈いただき、誠にありがとうございます。とても良い御本を出されました。おめでとうございます。
 実は昨年九月に同書を購入し、一読させていただきましたが、この機会に改めて拝読させていただきました。選りに選られた玉句の数々とお言葉に師の作句の巧さと確固たる信念のゆるぎなさがぐいぐいと胸に迫って参りますね。感動です。
 いただいた御本は、大切な友人に勧め、楽しみと感動を共有しようと考えております。御了承ください。
 ところで、同書に掲載の師の“独白”についてご教示いただけるとありがたいのですが、よろしいでしょうか。
 実は、同書36・37・61ページに時事川柳の”時事”についてのお考えを述べておられますが、このようなお考えの根拠になる理由はどのようなことなのか。それを記した文章等がありましたらご教示いただけましたら幸いです。
………
また、たむら様のお考えなどもご教示いただけましたら、なおのこと幸いです。
 なにしろ日頃不勉強で、考えも浅く、不明と迷いの中であがきつつも、知りたくて仕方ないのです。

 それに致しましても、たむら様のご活躍感服しております。現下のコロナ禍をもどかしくお過しかと存じますが、ご自愛にてご活躍ください。
 なお蛇足ながら拙句集を同封させていただきました。ご笑覧いただければ幸いです。…

貴重なる冊子をお送り下さいまして誠に有難うございます。時の川柳社を辞する迄(平成廿五年)時の川柳社交歓川柳大会で前田咲二様にお会いしたかも知れませんが、はっきりと覚えているのは、約十年位前に京都の筒井祥文さんの会に出席する時に京都河原町でお会いした事があります。私の他に大森一甲氏(昨年十月廿七日逝去)山本芳男氏・小島知魚庵氏の四人と同行した時でした。
一甲氏は相当懇意らしく長らく立話しをされていたのを記憶しております。
私も過去に斎柳独り言、斎柳落穂拾い、斎柳三段目、斎柳五百撰と句集を出した事がありますが、私の死後誰かがその中から佳句を選んでくれそうな人を思いましたが。そのような人は思い当りませんでした。たむら様により咲二氏も二度浮ばれた気がします。
私も氏の句で覚えている句が何句かありました。
靖国で会う約束があるのです
切っ先をいつも自分に向けている ほか数句。
良い師に恵まれたたむら様は幸せです。
遺句集、本当に有難うございました。…

… とても嬉しく拝受いたしました。
 前田咲二さんとは、番傘本社の句会場にて何年か前にお出会いし、ご挨拶をさせていただきましたが、その時のやさしげな眼差しが鮮明に浮かんできました。
 所収の374句、一句一句噛みしめるように読ませていただきました。
 番傘本社にあって、東の横綱と称された達吟家の句の重みと深さをしみじみ味わいました。
 常に机辺に置き、何度となく読ませていただきたいと思っています。
 こんなにもいい句集、ただただありがとうございました。…

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