昨年9月から一年間、ひたすら書き続けてきた川柳マガジン「難解句鑑賞」。8月号で担当の一年は終了した。申し訳ないが、誌面(スペース)の関係で鑑賞しきれなかった句もある。
執筆の途中、川柳マガジンの「柳界ポスト」にも何度か「難解句鑑賞」へのご感想をいただいている。いずれもありがたく胸に刻んでいる。四苦八苦しながら書いている私の背をおしてくださるのは、そういう読者からの直截なお声である。下記は川柳マガジン8月号「柳界ポスト」から。
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……
川柳とともに 大和 峯二(大阪)
川柳マガジン誌の豊かな内容に感心しています。なかなかこのボリュームのある中身を生かして自分の句にとり入れるのに苦労しています。とりわけ川柳の幅の広さと奥ゆきの深さに感動して日々送っています。一か月間がアッという間にきます。
なかでも「難解句鑑賞」の文章に学んでいます。毎月のように、たむらあきこさんの解説を楽しみにして味わっています。多様な角度から光を当てていって本質に迫っていくのですが、ここまで解説できることに頭が下がります。
多方面にわたる知識を豊富にもっておられないとできないと痛感しました。また、日々努力をされているのだろうと推察されます。こうした企画にも大いに学んで、私自身もよい句がつくれるように頑張っていきたいと決意を新たにしています。コロナ禍というマイナスも「ピンチをチャンス」に変えていけるようにします。
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……
私信を公開してはならないが、しんぶん赤旗の担当者から最近投稿句に添えて用件の後ひとこと付け加えていただいた、“たいへん丁寧な選に、ほんとうに感心いたします。”にもたいへん力をいただいた。天国の前田咲二先生に恥じないように、細心に時間をかけて選をしていることが、担当者にもわかっていただけているということだろう。
昨年、選者依頼の赤旗学術・文化部デスクの真摯なメールに感動、しんぶん赤旗の選を引き受けたのである。仕事とは、こうしたこころの通じ合いがなにより肝心なのである。この姿勢で、川柳のライフワークも少しずつ完成させていきたい。自分との果てのないたたかいである。
Loading...















































あきこさん、こんにちは。
相変わらず精力的な情報発信、そのエネルギーと情熱に敬服する思いです。
以下は、個人的な思い出話の投稿ですが、大目に見てください。
私は英語の個人塾をやっているのですが、30年ほど前の生徒にH君がいました。東大を受験するので過去問の、英文を読んでの日本語による全文要約の解答を見て驚きました。です、ます調なのです。しかも解答のスピードは速く、また簡にして要を得るとはこのことか驚嘆する出来栄えなのです。東大受験生の解答も20名余り見てきましたが、です、ます調はH君だけです。私は何故です、ます調なのか尋ねてみました。すると「新聞がそうなので」と言います。私は即座に「新聞は、だ、である調だぞ」と言いました。H君は怪訝な表情。私は手元の新聞を見せました。何新聞かと尋ねました。「赤旗です。幼稚園の頃から読んでいます」今度は私が驚く番。「へえ、赤旗は、です、ます調なのか」
H君は勿論本番でも、です、ます調を貫き、文一に現役合格。奥さんは、民青系全学連で初の女性委員長で、赤旗編集部にも席を置いていた?と聞きました。赤旗文化部のデスクも名前はご存知かと。
川柳マガジン9月号の柳界ポストに、8月号のあきこさんの文章を引用させてもらい「難解句に思う」を投稿しました。採択されれば。11月号に掲載です。
越智学哲さま
そうですか。
団塊の世代の端っこにおりますから、英語塾を経営されているという学哲さんのこともなんとなくわかるような。
ほぼ同時代を生きてきたということでしょう。
赤旗を読んだこともなかったので、まさかの選者依頼には当惑したのですが。
周囲に相談したところ、”やってみたら?”という声が多かったのね。
ふり返れば、前田先生に「(時事川柳専門結社である瓦版に)後継者として来てくれ」とのご依頼を受けるまで、時事川柳を詠んだことはなかったし。
編集同人を足かけ十年、退会してからは時事川柳を詠んだことはないのね。
それが、赤旗の選をすることになって。
赤旗は投稿句ほとんどが時事川柳なので、その経歴が役に立っているのね。
赤旗学術・文化部デスクはわたしの句集にきちんと目を通しておられた。
文面からお人柄が伝わってくるようでした。
この世にはいろいろなご縁があると思うのね。
たぶん、学哲さんの今回投稿された分も採択されると思います。
楽しみに11月号を待ちたいと思います。