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 音楽には様式があり、「民族音楽」「クラシック音楽」「ジャズ」「ロック」などという名称で呼ばれるが、ジャンルが違っても、みな音楽。同様に、短詩型として括られる短歌も俳句も川柳も、みな文学なのよね。

 あまり音楽には詳しくない私にとって、しばらくYouTubeで聴いていたジョン・レノンのソロ作品でも、有名な『イマジン』くらいは分かってもあとはとくに知らない。姪たちのロックバンド(おとぼけビ~バ~)が世界に向けて奏でる音楽などはまったくの異次元(のように思える)。しかし、既存の音楽の枠を超えて新たな表現に挑んでいることだけは分かる。(妹によると、姪は新しい「音」を探ることにイノチをかけているらしいのね。)

 新型コロナウイルス関連のニュースばかり目につき、“自粛”で気持ちが晴れない日々が続いていた。そんな中、たまたまYouTubeでスーザン・ボイルの歌声に行き当たったのね。2007年6月にイギリスで始まった『ブリテンズ・ゴット・タレント』(ITV)に47才で出場したスーザン・ボイル。歌声が動画で配信されると、瞬く間に世界中で反響を呼んだらしいが、その頃私は川柳を詠みにあちこちの句会を走り回っていて、まったく知らなかった。(スーザン・ボイルの名も最近まで知らなかったのね。)
 
 歌詞に物語があるとき、自らの人生を重ねながらアルバムを聴く。歌詞は音楽に触発され、音楽もまた歌詞から影響を受ける。両者は補完し合って作品を生むのよね。初めて聴いたスーザン・ボイルのミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌「夢やぶれて」に揺すぶられ、その後なんど繰り返し聴いたことか。飛躍が過ぎるようだが、私の人生に通じるものが歌詞にあり、歌声にもあったということ。
 
スーザンは2009年4月11日に放送された[9]イギリスの素人オーディション番組、「ブリテンズ・ゴット・タレント」第3シーズンの初回に出場した。舞台に現れた彼女の垢抜けない外見や、審査員の質問につっかえながら答える姿はいかにも素人くさく、将来の夢を聞かれて「ミュージカル女優のエレイン・ペイジのようなプロ歌手になりたい」と答えたときには、観客席から失笑もあがった。しかし、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の挿入歌「夢やぶれて(I Dreamed A Dream)」の最初のワンフレーズを歌う彼女の歌声が会場に響くと審査員は目を丸くし、観客は一瞬息を呑んでから総立ちになり、彼女に割れるような喝采を送った。会場はスタンディングオベーションとなり、審査員は3人全員が「Yes(合格)」の札を出し、最高の賛辞を贈った。(Wikipedia)
 
 中年女性スーザン・ボイルのシンデレラストーリーへの興奮は国境を越え、時代の社会現象のレベルにまで達したらしいのね。
 
 短詩型文学も文学の世界だけにとどまっているのはつまらないし、もったいない。さまざまなエンターテインメントと一緒に楽しめるような未来が来てもいいのである。音楽にはことばにできない部分を埋めるちからがある。短歌も俳句も川柳もない。ジャンルの壁をこえて溶け合うすばらしさを思う。活字だけ音だけでは飽きたりない。もっと広い世界へ開拓していけばいいと思う。
 
 いちどこっそり姪たちのロックバンドのライブにも出向こうかと思うのである。ライブならではの熱気にも触れられるだろうし、コラボが新しい世界を生みだすヒントを体感できるかも知れない。まず世界が注目している彼女らの音楽と歌詞に触れることで。https://www.sleepyhead.club/entry/otoboke_beaver ☜見て、聞いてやってね!

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