(※「8月の予定」は、新型コロナのことがあり、すべて未定。しばらく様子をみることにいたします)
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喧嘩しても同行二人ボクと妻 福岡県 中 康介
〈評〉四国巡礼の遍路などが、被る笠に書きつける「同行二人」。弘法大師と常にともにあるという意。夫婦もそのようにありたいもの。
香港へ治安維持法よみがえる 札幌市 鈴木 英雄
盗っ人に追銭だろう夏期手当 埼玉県 森井 征之
バラ撒いて金の力で得る議席 岡山県 柳川 直正
コロナ後の文明開化見てみたい 京都市 森光カナエ
キャンセルと倒産の波ばかり来る 福島県 佐藤 隆貴
距離あけているから続くお付き合い 京都府 松本としこ
判るわけないよマスクにサングラス 東京都 岡科 健勝
ウイルスと長くつきあう覚悟する 堺市 大和 峯二
生と死の隣り合わせの日が続く 堺市 堀西 和子
スコップの自衛隊さんありがとう 広島県 岡本 信也
身内から三行半(みくだりはん)の暴露本 千葉県 加賀 昭人
子ツバメが育ち一家でのど自慢 東京都 佐藤 仲由
家々の暮らし見てきた皺の札 北海道 山本 光昭
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相変わらず、ご立派な選ですね。
赤旗という政党機関紙でも「川柳第一」を貫かれております。さすがです。
とりわけ、下記作品、よく抜きましたね。
「スコップの自衛隊さんありがとう 広島県 岡本 信也」。
良い句じゃないですか。この句を掲載した編集部も称えたいと思います。
イデオロギー最優先、川柳をプロパガンダの道具としか見ていない朝日川柳欄の選者には、ぜひ見習って欲しいところデス。あっちの方が、よほど党派的ですかね。何しろ、「文化」を世論誘導の道具としているのですから。
江畑 哲男さま
たぶん、直接あきこに選者を依頼されたデスクがえらいのでしょう。
ご依頼の一文を記念に取ってありますが。
口先ではなく、こころがこもっていて、「(あきこが)よいと思う句を選んでいただいて結構です」の一文も添えられていたのね。
おまけに、「お会いしたい」とまで。
しっかり句集(川柳作家ベストコレクションたむらあきこ)を読んでくださっているのが分かりました。
何ごとも♡to♡ですよね~、笑。
非常に好感をもちましたので、お応えするために、選の方も毎回力を入れてやっております。
「喧嘩しても同行二人ボクと妻」・・・眼に止まりました。
いつかは四国巡礼の旅に出たい。いろんなお遍路さんと同行したい。
古くは映画「足摺岬」とかドラマ「花へんろ」とか「山頭火」さんの句などで想像しました。
目刺しさま
なんとなく温かい句ですよね。
いまはみなさんお若いですから、定年後のお遍路は元気よく行けそう。
でも、いつかはなどと言っていると足腰が弱くなり、病気にもなって結局行けないことになる。
思い立ったが吉日、コロナが終息したあたりで出かけるといいですね。
歩くことで健康になり、お遍路の友だちもできるかも、デス。
あきこも、コロナが終息すればさっそく「山頭火吟行」にでかけますから。
これもお遍路みたいなもんです、笑。