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柳人紹介(14) 梶原 サナヱさんの11句
逃げきれぬものを痛みとして囲う
八月の雨きりきりと胸に降る
栗おこわ 命の果ては思わざる
人間をたっぷりと見た目の濁り
夢という夢に歯型がついている

現実と夢の狭間で飯を食う
滾るものあり 憎しみを裏返す
生き下手を自認 借用書が溜まる
考えて考えてまた 重くなる
入口か出口かドアを押してみる
十薬の白 反核を胸に置く

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