2013/07/11 の当ブログに石部明さんとご一緒した会のことを記している。(少々訂正・加筆)
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部屋の片づけをしていたら、「第5回 ねむらんかい(眠らん会?)」の入選句を記した小冊子が出てきた。(開催は)2010年8月28日~29日とある。参加者20名。親しく故石部明氏の謦咳に接したのはこの会が二度目だったか。場所は岡山県のどこだったのだろう。まったく記憶にない。殆ど寝ないで句をつくり続けるという、エキサイティングな経験をさせていただいた。革新川柳の句会。
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8月28日(土)ホテル集合15時。16時から「一石句会」。「ミラクル」「和風」「ほとり」「右も左も」「ん?」「抜く」各2句出し。
[第5回 ねむらんかい] 出席20名。
当日の入選句。
わたくしの殺風景に点(さ)す醤油 (小西瞬夏選「和風」 特選)
ほとりまで饒舌すぎないか鰯 (樋口由紀子選「ほとり」)
照明はときどき笑いだす ん? (石部明選「ん?」)
殺意かもしれない蛍光灯の ん? (石部明選「ん?」)
ロープ一本吊るし不思議の国にする (石田柊馬選「ミラクル」)
剥落の右も左も止水栓 (田中博造(共)選「右も左も」 吉澤久良(共)選「右も左も」)
右も左も自慰に似てくる奉加帳 (吉澤久良選「右も左も」)
姉ちゃんを抜くのは絶えずひっかかる (松永千秋(共)選「抜く」 小池正博(共)選「抜く」)
無音という音おとがいで聞いている (?選「?」 特選?)
屋根裏の時間がウツを溜めている (前田ひろえ選「裏」)
わたくしの中に木になる経緯がある (吉澤久良選「樹」)
草書体にも吹く秋の風(連句 ?選)
手首のあたりでよく覚えています (湊圭史選「手首」)
理由もなく手首に濁音をはなつ (湊圭史選「手首」 特選)
真ん中はただの傍観者でした (石部明選「真ん中」)
そんなこと真ん中へんに脱ぎなさい (石部明選「真ん中」)
じっと見ていると真ん中が消える (石部明選「真ん中」)
それ以来ずっと声のままである (小西瞬夏選「声」)
誘われて声の一つになっている (小西瞬夏選「声」)
違和感があるから声を出してみる (小西瞬夏選「声」)
雲も靴下も大嘘ばかりつく (田中博造選「雲」)
詐(いつわ)りのいつかは隙間から覗く (野口裕選「詐」)
羽音はさらさらかざしている記憶 (中村せつこ選「サラサラ」)
簡易ベッドにこつんこつんと触れられる(岩根彰子選「こつんこつん」 特選)
一問一答を含んでる咳一つ (小池正博選「含む」)
その時を含んで耳の奥にある (小池正博選「含む」 特選)
あいうえおからはじめますランドセル (前田一石選「あからはじめます」)
礼状は書かない爪が伸びたがり (松永千秋選「爪」)
それ以前の爪はそのあたりの天狗 (松永千秋選「爪」)
斜にかまえ血潮はまだ青いまま (松本仁選「血潮」)
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翌29日の朝から全力を傾注して詠んだ入選句が冊子に記されていない。故意か、それとも紛失されたのだろうか? (明氏の横に座っていたのだが、氏はご自分の入選句が少ないことを言い訳するようにつぶやいておられたのね。たぶん朝の句会の結果を出したくない気持ちがおありだったのではないかと。体調のこともあったのではないかと、いまは思います) あきこにすれば、朝の句会では提出した句の多くが入選、かつ特選も多かった?ので、29日の結果が残っていないのは川柳人として不本意なこと。
わずかな時間で与えられた題を詠んでいったように記憶している。即吟、3分で7~10句ほど詠んでは提出だったか。手元に句を控えておく時間もないので、何も残っていない。残念至極。句をだしたあとすぐに選に入った。仔細は忘れかけているが、暫くしたら思い出せるかも知れない。
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