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(原文ママ)
📄… 第一章「符牒になるまで」の目次がまず心にささりました。そうなんだと思うとあきこさんの一句一句が違った重みを投げかけてきます。
 夕ぐれが近づくうたわねばならぬ
 猫の耳 やっときのうがやわらかい
 ひきだしの奥は黙認されている
 わたくしの熱が孵している答
 符牒になるまでの独りを生きている
なぜなぜをくり返しつつ第一章を読みました。第二章 乱調も足さねば
 わたしの中だけがこじれているらしい
 訃のあとからもきみの反照
 けふはけふの赤鬼青鬼きて嗤う
 瞬間が煮えるきのうの独歩行
 みどりなす川べり 量りきれぬ罪
 来て並ぶきみもまぎれて影になる
 乱調も足さねば生が錆びてくる
あきこさんの句の迫力におされながら最後まで頁を繰ってゆくのが精一杯でした。それでもとしがみついた句を書かせていただきました。…(M.C氏)
📄… すべてがあきこ調詩性川柳ともいうべく、自らの生を深く掘り下げた句群にただ圧倒されました。何度も立ち眩みしながら読み進めていく快感。17音の力に魔術を掛けられたような感覚に堕ちていくのを、もう一人の自分がさりげなく見つめているようでした。僭越ながら以下心に残った句を書き出してみます。
 きみの告白がきのうの靄になる
 行間を読んでもきみが拾えない
 木どうしは似ていることを憎みあう
 夕ぐれが近づくうたわねばならぬ
 何だろうここにわたしを呼ぶちから
 梟のいつか翳ってきたながさ
 わたくしでいたい曇天ひきよせる
 ピリオドのかたちがどうしても尖る
 いまはゆるりと歩く溢せぬものがある
 ひたひたと湯槽をあふれでるきのう
「人としてどう生きるか」というテーマをいただいたような気がします。句集を今後の励みとします。…(S.H氏)
📄… 「不協和音もあってこの世がおもしろい」は、すぐ分かりましたが、すべての句をしっかり意味かみしめたいと思います。ひきつけられる句ばかりです。私もこつこつ精進いたします。…(N.T氏)
📄… あきこさんの句集は他の誰の句集よりも、〇〇〇は嬉しく、大切な宝物なんです。嬉しくて撫でて(!!)しまいます。友人は少しずつ読んでくれます。私もあきこさんのように〝こころ発〟の川柳をがんばります!! 川柳は、魂の叫びですので。 …(M.A氏)
📄… ‘’あとがき‘’の、三柳師・咲二師への思い、分かるような気がします。私は咲二さんを存じあげませんが。三柳先生には「公論」の創刊時からお世話になり、小生の作風の一分野に光を当てて下さいました。忘れられない先生です。『こころざしの継承』は、大切なことですね。
作品ですが、私が抱いていた「あきこ川柳」とは大分異り、すーっと胸に入りました。もっともっとメタファーの多い川柳という感じを持っていましたが、違いました。私の未熟さを痛感しました。あきこさんの川柳を知る、読む機会は大変少ないのですが、今回は、目から鱗でした。句の裏側に、スッと立って姿をみました。又、十四字詩(短句・七七句)も入っており、はじめて拝読しました。
◦‘死者の往来 銀の鈴ふる’から◦‘冬が練りゆくしろい絹糸’まで、リズムよく、詠まれていると思いました。多才ですね!うらやましいです。
連作“恐山うしょろ”、三太郎作とは違う視点での「あきこ」さんの恐山、ですね。私も数年前行った事を思い出しています。人間の、呻きらしいものを聞きました。連作“ヒロシマ”これも心を打ちますね。ヒロシマ、の句は、私も数句書いていますが、直接体験してませんので、遠慮しています。語り部の減ってゆく、ヒロシマ・戦争、この先の日本、どうなるのでしょうか。一強多弱の政治ヤ、これでいいのでしょうか。考えさせられた連作です。
『全国各地、さらに海外への吟行も考えている』との事。どんな作品が生まれるのでしょうか。楽しみです。『表層でない、………自己実現につながるものといえるのではないか』同感です。客観のみで書く、詠む事も大事ですが、本作品集のように、主観を中心にした句、より大事だと思います。“ああ、そうですね”で終らない川柳を本句集から学びました。…(O.R氏)
続きは次回

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