Loading...Loading...

お願い ※いただいているご著書やお手紙にお返事できていないのです。m(__)m 勝手ながらどうかメールアドレスかお電話番号を添えていただきますよう、お願いいたします。m(__)m
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
川柳作家ベストコレクション「尾藤一泉 (尾藤川柳氏)」から抄出20句
第一章 おくりびと
納棺の儀からころがる種子(しゅじ)ひとつ
灰よせの ころりとひろう阿頼耶識
父の血ちりちり唯識の器
すこしつかれてあたたかい色になる

一日に山を失くした空の色
 オヤジを送る鉛一礼
 遺灰の味の三食(めし)流し込む
天裂けて弥生晦日の訃をあおぐ  悼 鮮紅亭
歴代へ鮮紅亭を送る雨
鴻恩(おん)ばかり数えて線香が尽きる
 溶けた記憶に鮎の分け前
第二章 さくらぎ
足向ける方角がない恩の数
喝采を背中に飼ってから渇く
父譲り曲がった臍を誇りとす
指折った影は端からもう他人
足跡の一つ転がる蟲の穴
看護士の顔おぼろげなまま替わる
まじまじと背を見た父の尻を見る
 生きるいたみを只見つづける
また少し余分に買って母帰る

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

川柳作家ベストコレクション「尾藤一泉 (尾藤川柳氏)」から抄出20句‥《すこしつかれてあたたかい色になる》”にコメントをどうぞ

  1. 宮本 信吉 on 2018年10月11日 at 3:39 PM :

    尾藤一泉先生のことで、お聞きしたいことがあります、よみうり時事川柳 関東版 の選は いま長井好弘 選 ですが、その前に尾藤 一泉 さんが やっていたという聞いてますが、本当でしょうか。

    • たむら あきこ on 2018年10月11日 at 11:26 PM :

      宮本 信吉さま
      尾藤一泉(十六代尾藤川柳)先生の御父上が尾藤三柳先生といって、川柳界の第一人者でした。長年読売新聞「よみうり時事川柳」欄の選者をしておられました。
      長井好弘さんはとくに川柳家というわけでなく、新聞社の社員なのではないかと思っておりますが。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K