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 百済観音(くだらかんのん)は、奈良県斑鳩町の法隆寺が所蔵する飛鳥時代の仏像。国宝。像高210.9cm。作者不明。平面五角形の反花座(かえりばなざ。ハスの花を伏せたような形の台座)に直立。通常の仏像に比べて非常に痩身、頭部が小さく8頭身に近い。水瓶(すいびょう)を持つ。
 この像の特異な様式、謎に満ちた伝来などは、いままで多くの人々の関心を呼んできた。
 和辻哲郎は、当時奈良帝室博物館に寄託されていた像を見た感想を『古寺巡礼』(1919年)で次のように述べている。「形そのものの美を目ざすというよりは、形によって暗示される何か抽象的なものを目ざしている」。
 様式については、ガンダーラ仏あるいはインド仏よりも漢代の石刻画を思わせる。亀井勝一郎は『大和古寺風物誌』(1943年)においてこの像を「大地から燃えあがった永遠の焔」のような像だとしている。
 上赤太字のあたり、「形」を「言葉」に置き換えれば一般に心象句といわれるわたしの川柳(が目ざすもの)に通じるものがあるかもしれない

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