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秋篠寺吟行25句(2017/11/6)
哀愁のふかさきのうに入る足
御堂へは香を味方にして入る
堂内へすこし入ってくる秋陽
大自在天の髪際から化生(けしょう)
福徳円満を零している肢体
立像(りゅうぞう)そのまま天上界の歌
きみを祈るとき半眼が濡れてくる
尊顔のいつかわたしと泣いている
伎芸天のにほひのたかさ身じろげず
勅願のきのうを華にする天女
諸芸成就のねがいあなたへ向いている
均整も調和もさがされる肢体
口許をこぼれる 祈りかもしれぬ
伎芸天の尊顔ろうそくのゆらり
やがて身近に洗われてゆく慕わしさ
存在の華やぎのまま哀のまま
ずっとむかしからの約束逢うことも
そっと近づく影はきみかもしれぬ影
陰影のふかさに秋色をまとう
情感のゆたか 閃く伎芸天
像なのかわたしの影かきみなのか
ろうそくの揺れがときどきぎこちない
堂をでるときの瞬時の写実性
装飾はいらないなにげない御堂
こころ目覚め秋のいちにちの自答

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秋篠寺吟行25句(2017/11/6) (推敲中)”にコメントをどうぞ

  1. 江畑 哲男 on 2017年11月9日 at 6:56 AM :

    昔、行きました。10年くらい前かな?
    ちょっと奥まったところにあった、静かなお寺でした(たぶん)。
    25句!
    作品のアップを楽しみにしております。

    • たむら あきこ on 2017年11月9日 at 8:20 AM :

      江畑 哲男さま
      あきこも、前回は十年ほど前。
      どこかですれ違っていたかも知れませんね~。

      正倉院展と違って、こちらは人影もまばら。
      ゆっくりと伎芸天とお話ししてまいりました。 ユックリ~(*^^)v

  2. 江畑 哲男 on 2017年11月9日 at 11:14 PM :

    いま帰宅しました。
    すみません。
    小生は、その正倉院展を明後日見学します。
    国文祭ならでお目にかかりましょう。

    • たむら あきこ on 2017年11月9日 at 11:32 PM :

      江畑 哲男さま
      土曜日ですね。
      柳友から聞いたところによると、夜の部(?)が空いているとか。
      調べてみて、じっくり鑑賞ということなら、そちらかと。
      ホテルをどこにとっておられるかにもよりますが。

      あきこは、国文祭なら出席は残念ながら五分五分。
      事前投句もしていないのね。
      もし行けるなら、どこかから手を振っております。 (*^^)v

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