特選
野火走る逃亡兵の背を見せて 森吉留里惠(大阪)
秀作
青春ははるかに綿アメがしぼむ 大本 和子(広島)
鬼ユリの赤は昨日の夜の舌 米山明日歌(静岡)
悲しみを騙し切れずに二度寝する 星野睦悟朗(埼玉)
気になる一句
何もかもからりと晴れて卑怯者 富田 房成(山口)
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
選後感想
「前衛川柳」の名にふさわしい斬新な切り口・表現の句は、残念ながら規定数に足りなかった。まだ全体に「前衛川柳」たるべき句を模索している状態かもしれない。
特選、「野火」と「逃亡兵」、取り合わせのインパクト。手練れの句というほかない。秀一、「綿アメ」は「青春」のもつ甘ったるい大きな夢。夢が風船に喩えられることは多いが、「綿アメ」が新しい。秀二、毒々しい「鬼ユリ」の形状はディープ・キスへ差しだす女の舌を連想させる。性愛を切り取った。秀三、「騙し切れずに」が巧い。こころの弱りが出てふかい句になった。気になる一句、「卑怯者」にまつわる乾いた冷たさのイメージを「からりと晴れて」と表現。「何もかも」の安易さが惜しい。
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たむらあきこ さま
感謝です!
「野火走る逃亡兵の背を見せて」は、例の如く、或る日五体揃ってゴロンと生まれた作品。
野火を後ろから見て詠んだ句です。向かってくる火は勢いがあり激しいですが、火の後ろ姿には必死の哀しみがあるように思えました。前衛川柳の確かな定義は私には未だ分かりませんが、川マガの選者さんが変わられる度に大きく変わる前衛川柳の捉え方を興味深々学ばせて頂いております。決して手練れの句ではございません。課題の前ではいつも初心者!
でも、受け止めて下さって有難うございました。 森吉留里惠☆
森吉 留里惠さま
真摯な中にも謙虚な姿勢のあるあなたを尊敬。
一読、すぐに特選に決めさせていただきました。
遅ればせながら川柳マガジン文学賞準賞受賞、おめでとうございます。
またお会いしたいので、句会へもときどき出てきてくださいね。
あきこさま
あれやこれや、有難うございます!
思い切った終活も何とか終盤を迎えております。
「あんた、だれ?」と言われぬうちに復帰しなければ・・・。
宜しくお願いしますね(*^_^*)
森吉 留里惠さま
おたがいに、こころに届く川柳を詠んでまいりましょう。
あきこも闘いです、『吟行千句』へ向けて。
句を詠むのに、理由はないですよね。
明日死ぬいのちだとしても、詠みます。
それが、柳人たむらあきこを生きるということなので。
たむらあきこ さま
ご無沙汰です。選後感想を 学ばせて頂きました。
未だ 句を読み取る力が 十分でないことに 苛立ちを覚えます。
まだまだ 勉強です。有難う御座いました。
山本 由宇呆さま
ありがとうございます、こちらこそ。
いつまでもどこまでも勉強ですよね~。
目が悪くなって、本を読むのも以前の半分の速度になりました。
アセリ( ˘ω˘ ;)マクリ~