毎回思うことだが、大会に出席して面白いのは披講に対する会場の反応。最初から5~7句までの入選句の披講で、選者の力量はだいたい分かる。出席人数の限られている句会では、初めの数句を聴いたくらいでは判断できない。ある程度人数のある句会、もしくは大会での話である。
会場も前の方に座っていると分からないが、後ろから背中を見ていると会場の反応が分かる。披講の中ほどまでももたず会場がざわつき、雰囲気がだれるのはまず選に問題があり、納得していないから。かなり酷い選に対しては「…な句を採っている」と、会場に私語が洩れることもある。柳人恐るべし、句会場はなかなか正確な反応をするのである。
反対にさすがの選に対しては、背筋を伸ばし全身全霊を傾けて聴いている。そんな選者の披講中には、会場に凛とした空気が張り詰める。たとえ自分の句が抜けなくて残念でも、最後に拍手を送りたくなるのである。
亡くなられた(著名な)柳人には選者としての業績も当然あるわけで、大会などでの選結果が柳誌ほかに残されるわけだから、それも貴重な資料として保存されねばならないと思う。
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