誌上競詠「咲くやこの花賞」28年度 第2回「ばれる」 井上 一筒 選
軸
神棚の奥スナイパーくしゃみする 井上 一筒
天
暴かれて海という名の水たまり 柴田比呂志
地
ドミノ倒しが止まった中座しましたね 山本 早苗
人
兵隊はブリキ国境警備隊 石橋 芳山
誰ですかアミダに棒を足したのは 菊地 京
ミツ蜂にバレたようだわ桃あんず 大葉美千代
嘘を言えフリルの付いた鼻の穴 岩根 彰子
星堕ちてむかし少年みな凍る 大野たけお
薔薇むしる嘘の言えない指の先 田村ひろ子
透明人間やめて毎日ハ行です 山口季楽々
ハーブパウダー系ですねん喉ちんこ 大葉美千代
綿毛です足跡なんか残さない 菊地 京
くしゃみした拍子につのが飛び出した 竹内ゆみこ
爺ちゃんの手品富士山の死んだふり 川畑まゆみ
柑橘系男子のオシャベリは絵文字 立蔵 信子
はみ出して鬼に呼ばれる夜になる 米山明日歌
右上に嘘で固めた過去がある 森山 文切
まだ皮を一枚剥いだだけの顏 猫田千恵子
とんでもない美学をこぼす菓子袋 大野たけお
変なんです妖精らしくないんです 吉松 澄子
春の陽に雪の素性をばらされる 柏原 夕胡
ポセイドンと密会大波小波 加納美津子
頭から葉っぱが落ちていたとはね 菊地あっこ
美しい誤解で終るはずだった 星出 冬馬
カメムシが臭い話を置いてゆく 池田 吉久
はりぼてを見抜かれ夕日落ちている 目黒 友遊
よそよそしくぬれている玉椿 田口 和代
突風にずれてしまったカイゼル髭 合田瑠美子
シリコン臭ご自慢のVゾーンから 井手ゆう子
お供えのあんころ餅が減っている 三村 一子
御輿わっしょい嘘はとっくにばれている 谷口 義
クリオネの恋はすっかり見透かされ 加藤ゆみ子
いい人ができたんだろう風光る 柴田比呂志
ばれぬよう瞬間接着剤がある 井本 健治
雨降るまでは選ばれるはずでした 米山明日歌
蓋取れば底で光っている目玉 石橋 芳山
シークレットブーツ和室に通される 下谷 憲子
ヘソが無いのでシャツが脱げない みぎわはな
鼻をすすっている嘘を言っている 岡内 知香
鍍金だとばれると困る青い鳥 寺川 弘一
風が覗いていたらしい送受信 たむらあきこ
アインシュタイン舌出しているではないか 田口 和代
笑ったら青のりが歯に付いていた 井丸 昌紀
正体はリカちゃんだった鎧武者 森吉留里惠
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昨年度より早く第一声が出てホッとしました。
今後も続けていけるように頑張ります。
ブログを拝見するとお疲れがたまっておられるようですが、どうか無理なさらずご自愛ください。
森山文切さま
まずは入選おめでとうございます。 オメデ(^O^)ト~!
こちらからはリンクできなくて残念ですが。
訪問させていただいて、なかなかがんばっておられるなあ、と。
川柳塔社にとっても、これからの川柳界にとっても貴重な方だなあと思っているのよ。
多忙ですが、おたがいに無理だけはしないようにしましょう(自分に言い聞かせているのよね)。骨折は、どうやら気力では治らないようなので(当たり前か?)。
体重をかけてしまうと、相変わらず痛むのね。 モウスコシ(◎_◎;)モウスコシ~