夜中に目を覚ますとたいていはもう一度眠るのだが、布団の中で少し頭が冴えてくると思い切って起き上がる。疲れたらどうせ眠る、折角目が覚めているのだから起き上がって仕事にかかろうと思うのである。2時間もぐっすり眠れば起き上がるのが辛いということはない。
「時間がない」これがいつも頭を過ること。いつまでもあるイノチではないと。ありがたいことにストレスのかかるほど仕事をしているわけではない。好きな仕事(学習塾関係)であるが、いまは川柳の方を優先、仕事の量をほんの僅かに減らしている。日々考えることは第二句集をきちんと出さないといけない、それが頭の中を占めている。
3月4日から再び 富士山周辺吟行に出かける。句を詠んでいるときは私にとって〈100%の自分を生きている〉実感がある。自分のために使える時間のできたいまを仕合わせに思っている。この仕合わせな時間もいつ〈時間切れ〉になるかもしれないので、とにかく眠る時間以外は川柳に関する何かをしなければと焦ることになる。辿り着いたいまの私の人生。何ものにも代えがたい時間の中にいる。
〈自己実現〉とは人間の欲求のうち最も高度なもの、とされる。アメリカの心理学者 A.マズローは 1954年に欲求5段階説を発表。人間には下位から順に生理的欲求、安全への欲求、社会的欲求、自尊欲求、自己実現欲求があり、下位の欲求が充足されると、より上位の欲求が人間の行動動機となるとした。
〈表現〉は、感情や思想などを形に残すこと。〈表現〉の手段として川柳という文芸のジャンルが魅力的なのは「人間を詠む」ことがコンセプトになっているから。このジャンルに辿り着いたことをありがたく思っている。川柳で自分を語ることに無限の可能性があると思うのは〈人間〉が探っても探りきれないほど複雑な生きものだからだろう。自分を詠みきることが普遍的に〈人間〉を詠むことに繋がる。私の〈自己実現〉はこの文芸を究めていく中にあると考えている。(たむらあきこ)
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たむらあきこさん はじめまして。
ブログは昨年末頃から拝見しておりましたが、
はじめてコメントさせていただきます。
あきこさんの川柳に対する真摯でひたむきなお気持ち、向き合い方には
いつも頭が下がる思いです。
いつか「時間切れ」になることを頭におきながら
毎日生き続けるのは、なかなかに難しいものですが、
身近なひとの死や震災・事故などを目のあたりにすると、
年齢や状況など無関係に、いつそれが訪れるかわからないと
いつも意識して生きなければと思いますね。
医療にたずさわるわたしは、若い頃から人より多少それは実感としてありましたが、
一昨年に父を見送って以来、ますますその思いをつよくしております。
そして昨年から今年にかけても、
またいくつもの心残りとなるお別れがありました…。
マズローの欲求5段階説は、看護学生が人間を学ぶうえで
かならず講義にとりあげられ、今も印象づよいです。
下位4つの欲求が満たされ、自己実現の欲求を満たすべく
自分の心身や時間をつかえることのしあわせに、
感謝しないといけませんね。
たいせつなことを思い出させていただきました。
ありがとうございます。
おからだたいせつに、
たましいのこもる第二句集に向けて、そしてこれからのご活躍に
ちからを発揮できますように。
澁谷さくらさま
>一昨年に父を見送って以来、ますますその思いをつよくしております。
今年父の13回忌を迎えるのですが。まだまだきのうのことのようで、片付けられないのね。
〈死〉を見詰めながら、自分にも〈死〉が近くなってきたことを強く思います。
こんど出す句集の準備にかかっているのですが、なかなか推敲が右に行ったり左に行ったりでむずかしいのね。
時間を空けて読み返すと、結局元に戻ったり。
日本語の奥深さには、なんともいえないものがありますね。
ところで、さくらさんも「咲くやこの花賞」に参加されませんか?
作品を拝見していて、充分闘える方だと思いました。ブログにも書いているように、川柳界の現状に憂えるところがあって瓦版会長が創設した賞です。
伝統から革新まで、すぐれた選者の選で川柳界に一石を投じる賞です。
第一回はもう締め切られていますが、途中参加できますので、考えておいて下さい。 カンガエテ(*^^*)/オイテ~~
あきこさん こんにちは。
お誘いありがとうございます!
実はあきこさんのこのブログで初めて
「咲くやこの花賞」のことを知り、
つい先日締め切りぎりぎりの日に、あわてて
はじめての投句をさせていただいたところでした。
まにあっているとよいのですが…
これまでずっと、句会に出かけることもなく、
ご縁のあったひとつの川柳会(豊橋番傘)だけに
欠席投句をする形で参加するくらいしかしてこなかったので、
多くの川柳大会や誌上大会の存在もあまり知らずにおりました。
これからは、自分のできる範囲で
宿題をいただいたつもりで、参加できるものにはしてみよう
と思っております。
澁谷さくらさま
さきほど校正会から帰りました。
咲くやこの花賞、ご参加ありがとうございます。
一回ずつが闘い。最後までのご投句をお願いいたします。
みなさまが、どきどきしながら毎月柳誌が届くのを待っていて下さるらしいのね。
この賞にご参加いただく方々は、柳友の中の柳友、戦友のようなものでしょうか。
明日から清記。
川柳瓦版の会&あきこを、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ヨロ(^^♪シク~