雪国を出てゆく敗北のかたち(川柳塔本社2月句会 小島蘭幸選「北国」 天)
レモン汁で消えないぼくの獣臭(誌上競詠「咲くやこの花賞」26年度 第11回 天根 夢草選「汁」 天)
一閃のタクトへわたくしをひらく (やまと番傘川柳社創立65年記念川柳大会 松本柾子選「光る」 止めの句)
さくらふぶきがボクを探っているらしい(川柳塔本社4月句会 小山紀乃選「探る」 天)
きみの訃へ追悼文も起こせない(全日本川柳鳥取大会記念 第15回 春はくろぼこ川柳大会 嶋澤喜八郎選「文」 天)
砂も吐き合って宴が熱くなる(全日本川柳鳥取大会記念 第15回 春はくろぼこ川柳大会 河内天笑選「宴」 地 鳥取市長賞)
たましいの手触りわたくしは木綿 (柳多留250年 東天紅おもてなし川柳表彰 柳多留巻頭句碑建立披露 川柳公論四十周年・川柳さくらぎ七周年記念 呉陵軒可有を偲ぶ川柳莚 尾藤一泉選「木綿」 特選)
タテ糸の先の刹那にぶらさがる(誌上競詠「咲くやこの花賞」27年度 第3回 赤松ますみ選「人間」 天)
わたくしをきみに繋いでいる妬心 (番傘川柳本社8月水府忌句会 田中新一選「つなぐ」 止めの句)
至芸なのだろう工夫の痕もない (第87回 奈良県川柳大会 山田順啓選「工夫」 天)
さみしくて咳のひとつもして帰る (第38回 神戸川柳大会 濱邊稲佐嶽選「雑詠」 特選)
錆はにんまりわたしの怠惰あざわらう(第65回 岸和田市民川柳大会 三宅保州選「にんまり」 天)
実ったのだろう眉間がゆるみだす (第67回 大阪川柳大会 居谷真理子選「実る」 秀)
Loading...
















































