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ペンと紙3 「断捨離」ということばが少し前に流行った。もともとはヨガの行法哲学の「断行・捨行・離行」から生まれた言葉らしい。行法哲学は、欲望を断ち、執着から離れるためのもので、「禅」の思想に通じるものがある。
 不要なモノを処分し、部屋を整えていくことは自身を整えていくこと。心が行動を変えるのではなく行動が心を変える、行動によって心がついてくるという。「断捨離」は「動禅」と言ってよいかもしれない。(「動禅」とは、動きながら行う「禅」のこと)

 「断捨離」「動禅」を意識していたわけではないが、最近身辺の整理を少しずつ始めた。十年前川柳の勉強に遠くまで出かけるようになってから、片づける時間のないまま溜まる一方の柳誌・書籍・紙片、衣類ほか。それらを積み上げて雑然とした室内になってきていた。一週間やそこらで片付くものではなく、数か月を要するだろう。

 古いパソコンなど少しずつモノが減っていく室内で、不思議なことに、水を得た魚のように生気を取り戻している。モノを少なくするということが心を明るく豊かにすることだったとは。下記は今年6月28日の 第13回 鈴鹿市民川柳大会 にて、高瀬霜石氏に席題「備える」で採っていただいた句。

    これも旅支度捨ててばかりいる     たむらあきこ

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