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鉛筆かつて東京の知人(柳人ではない)に送っていただいたある大家(?)の句集(川柳)を読んで(一瞥して)驚愕したことがある。勿論ここで個人名を出すわけにはいかない。そのあと数ページは辛抱強く丁寧に読んだが、あとは中ほどと最後の数ページのみ。考え込んでしまった。

この大家(?)は大会で殆ど呼名されるのを聞いたことがない。それでもよく(大会の)選者をなさっておられるので、ここまで酷いとは思っていなかった。殆どの句が大会で中ほどまでにでも抜けたら上出来といったレベル。周囲の高名な柳人に「あれはあかん」と伺っていたものの、句集を読んでいなかったのでまさかここまでとは考えてもみなかった。大会で抜ける抜けないはさておき、立派な句は別にあるのだろうと善意に解釈していた。立派な装幀の句集は一応話の種にとってある。

大会でも滅多に呼名できない、(まともに)賞に入ったことはまずないであろう大家(?)に選ができるのだろうか。どんな経緯で所謂大家(?)になれたのか、と不思議に思わざるを得ない。

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