⦅3384⦆「読者の文芸」川柳欄(9月26日(火)付、たむらあきこ選)‥《焼きのりのしけった姿俺に似る》(田尾 八女)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(9月26日(火)付)
焼きのりのしけった姿俺に似る 千葉県 田尾 八女
〈評〉「しけった」は「湿気った」。自分の姿をあえて笑いに転化、苦境を相対化することで共感を呼ぶ。
天高くガソリン高く秋になる 新潟県 池田 達夫
リッチだね隣が秋刀魚焼いている 埼玉県...【続きを読む】
⦅3383⦆秋の加太吟行句会‥《人形に見られて増やすお賽銭》(山東加奈子)
本日の「秋の加太吟行句会」は、加太海水浴場の入口、北丁自治会館にて10時集合。体調が悪い選者の代わりに昨日急遽代選を依頼され、出かけたのね。加太は、亡くなられた畏友小堀邦夫さんの育った地なのね。句会のことがなくても、行こうと思っていた。十代の頃畏友と歩いた川沿いまでを一人で歩き、偲んだ。
9月...【続きを読む】
⦅3382⦆「読者の文芸」川柳欄(9月12日(火)付、たむらあきこ選)‥《戦争も忘れた頃にやって来る》(都留あき子)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(9月12日(火)付)
戦争も忘れた頃にやって来る 神奈川県 都留あき子
〈評〉〈天災は忘れた頃にやってくる〉とは、科学者で随筆家の寺田寅彦のことば。どうかこの国がふたたび戦禍を被ることのないように、と。
改憲の波徴兵を連れて来る さいたま市 成田 榮一
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⦅3381⦆松橋帆波先生、もったいない書評をありがとうございました。(川柳マガジン10月号(2023)「句集燦々」より)
このいまをあがき切ったら過去になる
膨大な過去の伝わり方の上に生まれ、未来における今日を言葉で描く人物を「作家」という。たむらあきこ氏は「作家」である。本作は世紀を超えて人の手に取られる一冊。短詩文芸。韻の文芸、七五調を使わせていただいている文芸。それ以前、それ以後、作家の内在律によって綴られてい...【続きを読む】
⦅3380⦆やまと番傘10月句会‥《わたくしの続きに顔をだす干潟》
やまと番傘10月句会(2023/10/1)出席30名。欠席投句6名。
本日の入選句。
席題「ピンチ」
たっぷり余白あるのもピンチかもしれぬ(軸吟)
宿題「天井」「やっと」「近詠」
きみが逝き独りに打ちつける雷雨
わたくしの続きに顔をだす干潟(植野美津江共選「近詠」 秀の一ツ前 柴田園枝共選「近詠」)...【続きを読む】
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