⦅209⦆雨の音
本日 しんぶん赤旗「読者の文芸」の選を終え、まず選結果をメールに添付して送信。14時半頃近くの郵便局から集句(ハガキほか)を返送したのね。これで終わりというわけではなく、たいてい一週間ほどしたら訂正箇所ありのメールを入れるのね。
川柳マガジンの選も頼まれているので、月末にはたくさんの句と対峙する...【続きを読む】
⦅210⦆2021年(令和3年)8月17日の〈中今(なかいま)〉を生きるわたし
〈中今(なかいま)〉ということばがある。神道における歴史観の一つ。時間の永遠の流れのうちの中心点として存在する今、という考え方なのね。単なる時間的な現在ではなく、神代を継承している今、ということ。
わたしたちは中今を生きているのね。今この一瞬。『広辞苑』は、中今を「過去と未来との真ん中の今。遠い...【続きを読む】
⦅211⦆いちばん幸せなのは一人暮らし?
常識がつねに正しいとは限らない。ほんとうのところ、いちばん幸せなのは一人暮らしだというのね。家族で一緒に暮らすことが幸せだというかつての常識は崩れかけているのである。
かなり前になるが、ある医師が60歳以上の男女1,000人強に健康意識や生活満足度に関するアンケート調査(平成25~27年)...【続きを読む】
⦅212⦆反戦川柳作家・鶴彬(つる あきら、1909-1938)、さいごの42句
蟻食ひ
正直に働く蟻を食ふけもの
蟻たべた腹のへるまで寝るいびき
蟻食ひの糞殺された蟻ばかり
蟻食ひの舌がとどかぬ地下の蟻
蟻の巣を掘る蟻食ひの爪とがれ
やがて墓穴となる蟻の巣を掘る蟻食ひ
巣に籠る蟻にたくわへ尽きてくる
たべものが尽き穴を押し出る蟻の牙
どうせ死ぬ蟻で格闘に身を賭ける
蟻食ひを噛み...【続きを読む】
⦅213⦆鶴彬、初期(15歳)の50句
初期の句に、巧いか否かはさておき鶴彬のたましいの片鱗がかいま見える。下記はふだんわれわれが目にすることはない、もっとも初期、彬15歳の句。少年の作品だとしても、〇印の句には見るべきところがあるだろう。
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○静な夜口笛の消え去る...【続きを読む】
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