栴檀木橋(せんだんのきばし)の上で②
それほど前のことではない。瓦版前会長前田咲二先生との栴檀木橋の上での会話。
「(読売)新聞社から、おれのあと(の選者)を二人書けというてきとんのや」
「〇〇のあとにあんたの名前を書いておくぞ」
と、念を押された。
「先生、それはやめておいて」
と、初めてハッキリお答えした。それまでずっとお受け...【続きを読む】
第59回 豊中市民川柳大会‥《回転木馬であの世この世の隙に浮く》(たむらあきこ)
本日の大会会場は豊中市立中央公民館。いつだったかはすぐに思い出せないが、ここの大会で選者を務めさせていただいたことがある。その大会で、同レベルの句が見当たらないことから、筆跡で前田会長の句とは分かったが秀句に採らせていただいた。お題が「歯車」だったことは覚えている。
南海本線が本日から完全に復旧...【続きを読む】
栴檀木橋(せんだんのきばし)の上で①
和歌山に、那智の滝という大滝がある。人間は多面性のいきものだが、故咲二先生の一面が大滝であったことに間違いはない。那智山青岸渡寺の納骨堂は那智の滝の近くにあるが、そこに分骨を言い残されて逝かれた。滝音を聞きながら眠りたいというお心なのである。そこにご母堂も眠っておられると伺った。
当時全国の俊秀...【続きを読む】
第41回 寝屋川市民川柳大会‥前田咲二先生を偲ぶ
柳友からの電話で出席を決めた本日の大会。
地下鉄堺筋線天下茶屋から北浜を経て、京阪で京阪寝屋川市駅まで。咲二先生をお送りするときはいつも淀屋橋駅から準急。優先座席を探されるので、そこで横に並んでの〝弥次喜多道中〟だった。いろいろと思い出しながらの電車は、どうしても湿っぽくなる。先生がおられなく...【続きを読む】
大斎原(おおゆのはら)吟行20句(2017/11/13) (推敲中)
大斎原(おおゆのはら)吟行20句(2017/11/13)
大鳥居の向こう異界に入る足
祀られている二基 同質性の影
河に浮かぶ船さながらの大社址
女院(にょういん)の徒渉の川に陽があそぶ
異界へと入る草履がぬれている
禊して異界に足を入れてゆく
浄土への入り口 よみがえりの聖地
絶えまなくきのう あ...【続きを読む】
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