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私が最初に北海道へ出かけたのは高校三年のとき。夏休みに帯広の叔母宅を頼って1週間ほど滞在した。その後2~3度訪れているが、いずれも夏場で冬の厳しさを体験したことはない。北海道のみならず、雪国の厳しさを知らない。だが、雪国のことを詠った句で印象に残ったのは「秀句の条件」(2023年4月22日・新葉館出版)に載せている。下記の句と鑑賞文は同書116頁に掲載。

【 雪深く高倉健のいた世界  花岡順子  己に厳しく他人に優しく、寡黙で誠実な男を演じ切った高倉健。実像もそのようであったという。いずれの役柄でも存在感を示していたが、特に「雪」が似合っていたのは、その人柄から滲み出ていた「己を律する厳しさ」の背景としてしっくり合っていたのだろう。 数々の主演作の中でも雪が効果的に使われていたのは、若い頃にヒットした「網走番外地シリーズ」「昭和残侠伝」。そして、「八甲田山」では激しい吹雪そのものが主人公でもあった。歳を重ねて「鉄道員(ぽっぽや)」では、雪原を背景に佇む孤独な男の姿が心に沁みた。今年もまた、雪国は「男の中の男」健さんを追慕するかのような雪のシーズンである。】

 

本日、曇りときどき小雨、そしてときどき晴れという典型的な山陰の冬の天候。夕刻散歩でも車から降りたとき晴れていたので傘を持たずに歩いたが、途中からパラパラ降ってきたのでUターン。写真は総合公園内の林。〔仕事&歩数〕山陽カルチャー資料作成。5,672歩。

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  1. 由紀女 on 2024年2月11日 at 8:21 PM :

    完司先生こんばんは。雪国?の冬木立も素敵です。
    高倉健さんのおはなしありがとうございます。おとなしく男らしいスターでしたね。今日は例会で「新家完司句集」を選の合間に皆さんと楽しみましたよありがとうございました。

    • 新家 完司 on 2024年2月11日 at 9:30 PM :

      こんばんは~。「令和五年」ご愛読いただきまして有り難うございます。
      高倉健、良かったですね。映画館を出るときは健さんに成りきっていました。
      印象的なシーンは数々ありますが、中でも「しあわせの黄色いハンカチ」のラスト。ムショ帰りの健さんを迎える、画面いっぱいの黄色いハンカチ。思い出してもジンとします。
      雪国の厳しい世界を知らない私には「高倉健のいた昭和」です。

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