本日終日、昨日届いた川柳塔社「愛染帖」の選&インプットにかかりっきり。夕刻までに9割ほど捗った。明日、寸評を加え、見直して完了。今回の分は8月号に発表のため、6月号に掲載のものからベスト10句をご紹介。
【川柳塔社 愛染帖 6月号発表中のベスト10】
ガレキなど受け入れないという絆 川西市 山口 不動
(評)「日本ガンバレ!」とか「絆」だとか、掛け声はいいが、いざ自分に関係があることになると腰が引ける。まったく情けない!
春嵐モンローになり立ち尽くす 岡山市 永見 心咲
(評)地下鉄の風にスカートを押さえる色っぽいモンロー。映画「七年目の浮気」の一シーン。春の嵐も粋ないたずらをするものだ。
素面でも真っ直ぐ歩けなくなった 鳥取県 吉野いさお
(評)ついこの間までは颯爽と歩いていたのだが…。膝が痛んできたのが原因なのか、身体全体のバランスが悪くなってきたようだ。
言い訳にAB二案用意する 堺 市 村上 玄也
(評)正面から攻めてきたらA案。裏側からならB案。用意周到ではあるが…、想定外の方向から突っ込まれたら、ちょっと困る。
取り敢えず会釈しておくすかんたこ 高知市 小川てるみ
(評)関西ではポピュラーな「すかんたこ」。「すかん」と「たこ」の合体語。直訳すれば「嫌な人」。会釈だけにしておくのが無難。
難聴も笑い声なら聞き取れる 河内長野市 松岡 篤
(評)笑い声は愉快だから出るだけなので、相手の意図を斟酌する必要はない。また、笑い声には笑顔が伴うので明確に受け取れる。
顔隠していても座席を譲られる 三田市 石原 歳子
(評)残念なことである。おぼつかない歩きかただけで高齢者と判断されたのだろう。せっかくのご厚意、ありがたくお受けしよう。
ハイタッチもとめて今日もママの店 大阪市 江島谷勝弘
(評)妙齢(高齢の場合もあるが)のママと「ヤア~」「ヤア~」の、ハイタッチは楽しい。それだけでも通う値打ちがある。かな?
懐メロはお経のテンポ有り難や 河内長野市 藤塚 克三
(評)ナツメロにアップ・テンポは少なく、緩やかで歌いやすい。「お経のテンポ」には笑ってしまうが、たしかに似ているのもある。
美人の選者これで抜けたらもうけもの 吹田市 太田 昭
(評)顔を見て美声を聞いているだけでも出席した甲斐あり。呼名まで出来たら言うことなし。主催者は美人選者を登用すべし。
本日の〒配達で「大山滝句座誌上大会」の応募句が、46通到着。合計217人になった。昨日が日曜日だったので、二日分ということであろうが、締め切り直前で投函する人が多いことを考えると、目標の300名は何とか超せそうである。
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