本日の公園にて。遊歩道左側の桜は満開だったが、右の公孫樹はまだ眠っていた。駐車場の向こうでおとなしく待っているのはマイカー。
私は、子供の頃からずっと、阪神タイガースのファン。大阪生まれの尼崎育ち。周囲全員がタイガースファンという環境であれば、当然のことだろう。しかし、球界情報などには詳しくはなく、タイガースが負けていると、プツンとテレビを切る程度の、冷淡で身勝手なファンである。
そのような阪神ファンではあるが、長嶋茂雄(以後、敬称略)や王貞治や松井秀喜などは好きである。何事も一つのことを成し遂げた人には、人を魅了するものがある。だから、長嶋茂雄と松井秀喜に国民栄誉賞を授与されることに異存はない。
ただ、そのニュースを聞いたとき、「デリカシーに欠けるのではないか?」と思った。
長嶋は77歳、松井は38歳。親子以上に年齢が離れ、加えて、誰が見ても「師弟」関係である。その二人が同時に受賞というのはデリカシーに欠ける。「長嶋に失礼ではないか?」「長嶋は不快に思っているのではないか?」というのが、最初に感じたこと。
だが、受賞に対して寄せられた長嶋のメッセージは、「共に苦労してきた松井君と一緒に受賞できるのは名誉であり、大きな喜びである」という意味であった。
もちろん、内心は不快であっても、「おもしろくない!」等とは言えない。だが、長嶋は、こころから喜んでいるのだろう。そのような小さなことに拘る男ではないのだ。その持って生まれた鷹揚さ、大きさが、多くの人から愛されるゆえんだろう。
ついでに言うが、官房長官の言葉「大鵬の受賞に対して、生前であれば…、という皆さんのご意見に…」云々は、まったく余分。大いにデリカシーに欠ける。言いたいことは、要するに「大鵬の場合のように、長嶋さんが死んでしまってからでは、また批判を受けるので…」ということだろう。これは言うべきことではない。
このような失礼な発言に対しても、たぶん、長嶋はまったく気にせず、鷹揚に笑っているだけだろう。やっぱり、長嶋はおおもの!
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