本日、午前中は「山陽カルチャー」の段取り。午後からは到着した「愛染帖」の選に取りかかる。今回の応募は272名。選は完了したが、パソコンへのインプットと「選評」は明後日。これは6月号発表のため、4月号に掲載のものからベスト10句をご紹介。
写真1、昼前散歩の青空と若葉。本日、鳥取地方の最高気温25℃を超える夏日だったとのこと。2、左上の山桜が、僅かな風でひらひら散っていた。本日6269歩。
【川柳塔4月号 愛染帖】
夢語るより先ずパンツ干さなくちゃ 米子市 成田 雨奇
(評)確かに「夢よりも現実」ではあるが、現実ばかりでは侘しすぎる。パンツが乾いたらまた楽しい夢を語り合おうではないか。
恵方巻廃棄処分のないように 大阪市 津守 柳伸
(評)世界で廃棄されている食品は年間13億トン(全世界の食品の三分の一)とのこと。来福を願う恵方巻を廃棄したら天罰が下る。
長生きの感想ですか伊呂波歌 唐津市 仁部 四郎
(評)「色は匂へど」から始まって「浅き夢見じゑひ(酔い)もせず」で終わる伊呂波歌。解釈は様々あるが「長寿の虚しさ」かも…。
CMの合間ちょこちょこ家事をする 羽曳野市 宇都宮ちづる
(評)家事を放棄しているのではない。核家族なのでCMの合間の「ちょこちょこ」だけで茶碗洗いも床掃除も終わってしまうのだ。
ネットって便利ドンドロケを知った 土佐清水市 辻内 次根
(評)辞書には載っていない「ドンドロケ」。ネットで検索すると「鳥取弁で雷」とある。雷の感じもユーモアもあって秀逸な方言。
もやもやの気持ち一緒に毛玉取り 豊中市 池田 純子
(評)摩擦によってケバだった繊維が絡まりあった毛玉。丁寧に少しずつ取っているうちに、「こころの毛玉」も消えてしまった。
繁栄を陰で支えている格差 三田市 谷口 修平
(評)一億総中流を経て、今や格差社会になった我が国。冷や飯を食わされている下請け業者や非正規社員の待遇改善が急がれる。
勝負師になれる諦め悪い人 倉吉市 牧野 芳光
(評)短所は長所。諦めが悪いのは粘り強いということ。何度痛い目に遭っても諦めない粘着質を勝負事だけに使うのは勿体ない。
何らかの欠乏 チョコが止らない 東京都 川本真理子
(評)「やめられない止まらない症候群」に陥ったのだろうが、さて何が欠乏しているのか。こころの壁に穴が空いているのかも…。
肩すくめ雪降る街に一人住む 丹波篠山市 長谷川善輔
(評)一人暮らしにも慣れたが、訪れる人もいない雪の日はいささか寂しい。だが、生きてさえおればまた楽しい春は巡ってくる。
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