本日、15日締切の「愛染帖」到着。すぐ選に集中し、夕刻には完了。後は選評と再チェック。今回の応募300名は新記録。応募が増えるのはメッチャ嬉しいが、入選率が悪くなるのはまことに心苦しい。「良い句は絶対に見逃さない 」決意で務めていますので、没が続いても懲りずにチャレンジくださいますよう、お願い申し上げます。本日のは5月号に発表のためアップできず、3月号に掲載のものからベスト10をご紹介。 写真は本日の大山遠望。手前は船上山。大山は奥のギッシリ雪を被っている山。
【 川柳塔 3月号掲載「愛染帖」 】
呆け防止もう折鶴が箱いっぱい 西宮市 福島 弘子
(評)指を動かし頭を使うので脳の活性化に最適の折り紙。せっせせっせと頑張った結果、段ボール箱に一杯、さて、どうする?
健康茶焼酎で割り飲んでいる 奈良市 森中 博一
(評)老化防止、肝機能向上、血糖値を下げる等々と宣伝している健康茶。 焼酎で割るとは名案! 効能が失せなければいいのだが。
今までに人を呪ったことがない 鳥取県 山下 節子
(評)憎しみの余り「災いあれ!」と念じる「呪い」。マイナス感情の中でも最悪のもの。できれば誰も呪うことなく生涯を終えたい。
おみくじは信じたいから引き直す 唐津市 仁部 四郎
(評)凶で「大難に遭う」だったのか。それを信じて「無理をするな」というのがご託宣だと思うのだが…。次も凶だったら落ち込む。
倦怠期餅も夫もカビだらけ 紀の川市 宇野 幹子
(評)カビだらけの餅と一緒にされているご亭主。無精髭を剃って、ドブネズミ色のジャージーを脱いで、浮気でもしてやろう!
腰痛を隠し化粧は念入りに 大阪市 津守 柳伸
(評)その心意気や良し! 痛いところがあれば表情が曇るのは当然だが、それを見せないようにするのもエチケットだろう。
日本一住みたい町に住んでいる 鳥取市 岸本 宏章
(評)住みたい田舎ランキングでいつも上位の鳥取市。住んでいる人にとっては嬉しい評価だろうが、実感はないのではないか。
トニー谷かと老母が訊くピコ太郎 尼崎市 清水久美子
(評)「アポーペン」で名を売ったピコ太郎。確かにトニー谷そっくり。だが30年前に亡くなった芸人を知っているのは高齢者だけ。
なんかなあなんかつまらんお正月 三田市 上田ひとみ
(評)うまく言えないが、なんとなくつまらない。どうしてなのだろう? 子供の頃の楽しかった記憶が残っているからかも…。
霊安室から葬儀社が引き継ぐ 青森県 松山 芳生
(評)闘病の甲斐なく病人から死体になってしまった後は、プロの手でマニュアル通りしずしずと仏さまになる段取りが進む。
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