・15日締切の「愛染帖」、本日から選考。今回のは11月号に掲載のため、9月号掲載からベスト10をご紹介。
【川柳塔9月号掲載愛染帖】
ライバルがそっと口紅塗っている 奈良市 加藤江里子
(評)ちょっと気になるライバル。なんだか静かだなと覗くと、そっと口紅を塗っている。まだまだ色気もヤル気も失せてはいない。
すれ違う妻に会釈をする酷暑 枚方市 藤田 武人
(評)35℃を超す猛暑日。汗をふきふき歩いていたら、向こうから妻に似た女性。よく見れば妻である。立ち話も面倒で黙礼だけ。
急いで試すキキクルの使い方 大阪市 宇都満知子
(評)豪雨などによる災害の危険を地図上で報せている気象庁のキキクル。いざというときに慌てないよう、今から試しておこう。
いつの間にかジェンダーレスの老夫婦 富士見市 中島 通則
(評)ジェンダーレスとは社会的・文化的な性差が無いこと。だが、老夫婦では肉体的な性差が無いこと。それもまた爽やかな老境。
犯人の逃走経路ドライブ中 東京都 川本真理子
(評)カーラジオからの臨時ニュース「強盗犯が国道〇〇号を逃走中」。おいおい、この道ではないか。前の車か?後ろの車か?
イッツショータイムこの英語だけ聞き取れる 豊中市 松田蟻日路
(評)大リーグで活躍中の大谷翔平。アナウンサーの英語は聞き取れないが、ホームラン後の「イッツショータイム!」だけは解る。
「詐欺ですよ」の放送 詐欺も聞いている 松山市 柳田かおる
(評)「振り込め詐欺にご注意を」等というニュース。もちろん犯人も聞いている。そして、それを参考にして新手を編み出してくる。
脳味噌の栄養足りぬ物忘れ 黒石市 北山まみどり
(評)物忘れは飲み過ぎの所為かと思っていたが、脳味噌の栄養不足か。調べるとタンパク質・ビタミンB群・ミネラル等らしい。
青信号渡っていても怒鳴られる 岡山市 丹下 凱夫
(評)渡っている途中で青が点滅になって赤に切り替わったのではないか。本人は駆け足のつもりがノロノロに見えたのだろう。
昭和では私を軸に回ってた 石川県 堀本のりひろ
(評)昭和最後の年である64年でも実に34年も前のこと。あの頃は最前線の現役バリバリで、地球も社会も中心軸はこの私であった。
・今日も昼前までは好天で青空が広がっていた(写真1)。ところが、午後1時過ぎから凄い雷と共に豪雨。雷も直近で落ちたのかと思うほどの凄い音だったので、慌ててパソコンのコンセントを抜いた。豪雨も雷も30分ほどで収まり、後は小雨。夕刻散歩時には止んで青空も出てきた。
・夕刻散歩では農業用水の会所にゴウゴウと雨水が流れ込んでいた。普段はあまり流れていない所なので、珍しくて覗いていたら、左の側溝からの水は茶色く濁っていたが、右側からのは綺麗に澄んでいた(写真2)。〔仕事と歩数〕毎日新聞山陰柳壇再チェック後メール。愛染帖選考。6,487歩。
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愛染帖ベスト10
川柳も素晴らしいが〈評)も素晴らしいです。合わせて20も楽しませていただきました、いや、もっと楽しませて頂きました、この素晴らしい句に私も(評)をして見ました、そしてこの素晴らしい(評)にも評をして見ました、合わせて40も楽しませて頂きました、川柳はほんとにほんとに楽しいものです。美しい写真ありがとうございました。
おはようございます。有り難うございます。
良い句の特徴はいろいろありますが、「感想を述べたくなる」のもその1つです。逆に言えば「何も感じない」「コメントを思いつかない」ような句は平凡ということでしょう。
良い作品に出会って、感じたことを短文に纏めるのは好きなので少しも苦になりません。