本日、到着したばかりの「愛染帖」にかかりっきり。今月の応募者268名。その804句と格闘。先ほど選句終了。これからひと休みしてPCにインプット清記。今回のは2月号発表のためアップできず。12月号に掲載中のものから、ベスト10のみ下にご紹介。
【川柳塔12月号 愛染帖】 ベスト10
シーサーによく似た妻といく枯野 豊橋市 藤田 千休
(評)勿論ご謙遜だが「最強の相棒」と頼っておられるのだろう。しかし、本句を目にした奥さまから「川柳禁止令」が出そう。
捨てられぬものに形見とプライドと 大阪府 米澤 俶子
(評)たしかに、どちらも捨て難い。しかし、プライドはしばしば邪魔になるが、形見は箪笥の奥に仕舞っておけば邪魔にはならない。
日帰りのバスツアーでもいる土産 大阪市 坂 裕之
(評)旅の楽しみの一つは土産を買うことだが、義務的だと楽しくはない。日帰りでも旅は旅。喜ぶ顔を思い浮かべて品定めしよう。
晩年の恋はいちゃつくこともなし 弘前市 今 愁女
(評)若者がいちゃつくのは許せるが、年寄りのは気持ちが悪い。恋をするのは大いに結構だが、歳相応の節度をお願いしたい。
年賀予約まだ朝顔が咲いている 羽曳野市 徳山みつこ
(評)今年の予約は九月一日から。どのような事情でそんなに早くなったか知らないが、現実離れし過ぎているのではないか。
空き家なら過疎の里にはいくらでも 鳥取市 池澤 大鯰
(評)狭いアパートでも家賃五万円以下では難しいという都会。過疎地には仕事も娯楽施設も少ないが、空家だけはいっぱいある。
むつかしいことは分かりませんと言う 大阪市 谷口 義
(評)賢そうに振る舞おうとするから無理が生じて恥をかくことになる。バカボンのパパの言葉を借りると「これでいいのだ!」。
次の世はパンダになって生まれたい 西宮市 片山 忠
(評)空調完備の部屋で、働くこともなく食べる心配もない。神さまか国賓の如く至れり尽くせり。私もそのような身分になりたい。
パン屑を取り合う鳩に似たニュース 和歌山市 古久保和子
(評)地球規模から見れば尖閣諸島などパン屑。だが、地下資源が絡んでくるので無視できない。日中共に冷静に対処願いたい。
指切りをもう何年もしていない 貝塚市 吉道あかね
(評)中年を過ぎても、小指と小指を絡ませて「♪指きりげんまん嘘ついたら針千本の~ます」と、素面で出来る人を尊敬する。
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