【 ワンちゃんたち 】新家完司のせんりゅう飛行船№85
平成三十年の干支は戌。十二支の中でもいちばん身近で親しみやすい動物です。最近は猫ブームで「猫カフェ」などというものも出来て、ワンちゃんたちは押され気味ですが、やはりペットの中では人気ナンバー・ワン!でしょう。
叱られて犬小屋の犬寝ていない 池見 静男
押し売りに孤独な犬が尻尾ふる 後藤美恵子
お出かけの顔で老犬待っている 高木 道子
半眼で何か想っている仔犬 持田 俶子
椀舐めて犬も日暮れの顔になる 時実 新子
食べたら眠る犬は哲学もっている 小島 蘭幸
犬にも「嬉しい」や「哀しい」などの感情があるのは何となく解りますが、寂寥感や孤独感もあるのでしょうか。「お出かけの顔」「何か想っている顔」「日暮れの顔」そして、「哲学を持っている」など、そのような気分で見詰めるのでそのように見えるのでしょう。が、嗅覚と同じように感性も人間以上のものを持っているかもしれません。
老人と犬で賑わう朝の道 竹村紀の治
せかせかと犬をひっぱる年の暮れ 岡田 史郎
年末はポチもせわしい顔してる 川崎ひかり
犬の世話して子育てを振り返る 山田 葉子
少子化の公園犬が駆けまわる 石谷ゆめこ
躾けても吠えたい時に吠える犬 片山 忠
猫は気ままに出歩いていますが、犬は飼い主が散歩に連れて行かなければなりません。それはワンちゃんのためでもありますが、自分の運動不足解消や気分転換にもなります。また、子育てと犬の世話には共通点が多々あり。泣きたいときに遠慮せず泣くのは幼児も犬も同じです。
糞袋犬の散歩のアクセサリー 大橋 修造
糞の始末申しわけなく見てる犬 北田のりこ
犬の糞下げて見ている朝の虹 荻野 圭子
かなしみがぎゅっと詰まった犬の糞 草地 豊子
ついでには拾わぬよその犬の糞 勝部 宏子
飼い主に持ってゆきたい犬の糞 こまつてるえ
生き物の世話でいちばん難儀なのが排泄物の始末です。最近は飼い主のマナーも良くなって、「糞袋」を提げて散歩している人を見かけるようになりましたが、まだまだあちこちに転がっています。飼い犬のものなら仕方なく持ち帰る人でも、知らない犬のものまで「ついでには拾わぬ」のは当然。
ご近所の犬もめっきり老けました 太田としお
留守できぬ現在犬の介護中 平木 公子
豆まきの好きだった犬もういない 田中 章子
七夕に竹輪の好きな犬が死に 谷口 義
犬が逝き庭の犬小屋朽ちていく 上田ひとみ
おとなりの犬の命日書きしるす 川本真理子
高齢になると体の自由が利かなくなってくるのは人間もペットも同じです。そして、ペットの死は親しい人を亡くしたときと同じで、「豆まき」「竹輪」「犬小屋」を見るたびに思い出すワンちゃんがいます。お隣の犬の命日を書き記しておくのは、一周忌に御線香でも手向けてあげるためでしょうか。(川柳塔1月号より転載)
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おはようございます❗コメント一番ですイエーイ❗膝ポンより私はコメント一番が大好きです、、。完司先生、コメント一番も評価して欲しいな⁉自分をさらけ出すことは勇気がいりますもの、、。自分の能力もかえりみず誤字脱字満載にも臆することなく書き込みするのも、私を待っているあの人この人の応援があるからできますね、、。ありごたいことですよね、、感謝するばかりです、、サンキューを100回届けたいです❗今年も始動です。皆様と一緒に明るく楽しく前向きに夢実現へ向かうことにしたいものですね❗イエーイ❗がんばろうぜ❗エイエイオー❗遥か南の島から親愛を込めて、、かつらより
おはようございます。
正月の3日間休んでいた当店も、今日から日常に戻って、9時半に開店(普通は7時40分開店ですが、まだ学校が休みなので)した途端にお客さん。高額?の買い物をしていただきまして、幸先の良いスタートです。
「ひざポン」もコメントもウエルカムですよ~。どちらからも元気をいただいています。サンキューべりマッチです!
あめましておめでとうございます。(遅ればせながら)
鈴鹿のHPに、私の句が載っていると久美子さんが書かれていて、ここを見させていただきました。
昨年末、来年は戌年でもあるし、年賀状の添え書きに何か句を書こうと思ったのですが、気忙しさにまぎれて、書くことができないままに投函しました。
とりあげていただいた句を書けばよかったとかなと思いましたが、年賀状に「糞の句」はちょっとまずいですかね。
数年前の展望大会で、完司さんが披講されたとき、笑いが起こったのを思い出します。
自分でも好きな句です。
ありがとうございました。本年もよろしくおねがいします。
おめでとうございます。こちらこそよろしくお願い致します。
川柳塔誌1月号に無断で拝借しました。どうもすみません。展望大会の入選句でしたか、よく覚えておられますね。
いま、確認しましたら2014年4月27日展望大会の「自由吟」でした。もう1句「休憩させると少し元気が出る電池」も採っていますね。言われてみればその通り。「犬の表情」「草臥れた電池」等さすがに観察眼が鋭いですね。このような句を見ると、川柳の素材は無限だと改めて思います。