本日、終日デスクワーク。昨日、川柳塔社事務局よりエキスパックで届いた「愛染帖」の選評。
今回の応募者258名の774句と格闘。昼過ぎに選句完了。午後よりPCにて原稿作成にかかるが、時間切れにて明日に。
今回の分は3月号に発表のため、1月号掲載分のうちベスト8をご紹介。
【川柳塔1月号掲載 愛染帖】
つま先が地面にあたりつんのめる 高槻市 安田 忠子
(評)普通に歩いているつもりなのに、不本意なことである。だんだんこのようなことが増えてくるが、ケガせぬように、ご用心!
叩いたら必ずホコリ出る布団 弘前市 福士 慕情
(評)確かに、明るい屋外で叩くとホコリらしきものが見える。しかも、無尽蔵に出てくる。潔癖な人には容易ならざる事態である。
おトイレに行くにも連れの要る世代 大阪市 大川 桃花
(評)妙齢のご婦人、とは言いかねる世代。一人でもタフだが、連れがいると天下無敵になって、男トイレにも入る「おばはん」世代。
通院の日から埋まっていく予定 堺市 村上 玄也
(評)旅行や同窓会、友人との飲み会など、楽しいことがギッシリ、ならいいのだが…。まあ、通院も楽しみの一つに加えよう。
デパートで今日は済ませたウォーキング 堺市 矢倉 五月
(評)散歩しなければ、と、義務的に思うと気が重いが、ウインドー・ショッピングなどでは思いがけないほど歩数を稼いでいる。
舌をかむ名前の多い化粧品 西宮市 藤本 直
(評)フランス語をもじったのか英語なのか、とても覚えられない商品名ばかり。使用する顔と合っていない、などと言えば叱られる。
脅えつつ節酒か酔って夢見るか 河内長野市 村上 直樹
(評)細く長く生きるか、太く短くか、そこが思案のしどころ。しかし、いくら節制しても寿命は尽きるし、死ぬときは怖いだろう。
ケータイの灯りがあれば生きられる 鳥取県 細田 裕花
(評)小さな窓に現れる友の顔、言葉、声。無機質な物体でありながら心を繋いでくれる不思議なツール。生涯手放せないだろう。
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