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本日朝から、昨日到着していた「愛染帖」の選考。これは6月号に発表のため、4月号に掲載からベスト10をご紹介。

 

     【川柳塔4月号掲載 愛染帖】

 

   二割ほど嫌いな人もいる此の世   大阪市  平井美智子

(評)半分は味方、半分は敵だと言われる此の世で、苦手が二割とはマシな方だろう。まあ、それ以上増えないように努力したいが…。

   生きるってお金の掛かるものですね   弘前市  福士 慕情

(評)先ず衣食住。加えて教育、医療、老後の資金等々。人間ひとり生きて行くのに掛かる経費は2億円以上とのこと。大変だ~。

   捨てようか迷う洗濯してる服   高槻市  島田千鶴子

(評)もうヨレヨレになってしまったし、捨て時かもしれない。しかし、せっかく洗濯しているのだから、一日だけ着てみるか?

   またやったメガネのままで顔洗う   境港市  藤原 久直

(評)眼鏡を上げて「メガネメガネ」と探しているのはうっかりミスだが、メガネのままの洗顔はメガネと顔が合体しているのだ。

   ヒトゲノムに好戦的と書いてある   今治市  永井 松栢

(評)ヒト科の設計図と言われるヒトゲノム。そうか、人間がスポーツや博打に興じ、戦争に突入するのは遺伝子の所為だったのか。

   恵方巻終始無言のバツゲーム   岡山市  永見 心咲

(評)節分に恵方を向いて、願い事を思い浮かべて食べると願いが叶うという恵方巻。だが「無言で…」という条件が鬱陶しい。

   悪女にはなれないままで今老女   米子市  妹能令位子

(評)若さと美貌を武器に、男を騙して貢がせて、等と甘い夢を見ていたが…。ふと気がつけば男たちも振り向いてくれぬ歳である。

   聴くつもりだけだったけどまた叱咤   黒石市  石澤はる子

(評)事の成り行きの説明と弁解を聴くだけで「決して怒るまい」と思っていたのだが…。聴いているうちにだんだん腹が立ってきた。

   欄干にカマキリぽつん朝日受け   宝塚市  丸山 孔一

(評)全身に朝日を受けて身じろぎもせぬカマキリ。さて、何を考えているのだろうか。この世には人智の及ばぬこと多々あり。

   デボチンがだんだん広くなってきた   大阪市  江島谷勝弘

(評)デボチンは「おでこ」の関西弁で、眉から髪の生え際まで。だが、だんだん上に広がって、今や頭のてっぺんまでデボチン!

 

昨日は久しぶりに7,000歩近く歩いたので、今朝は太ももの筋肉が少し痛く、夕刻散歩は少しのみ。写真は総合公園の公孫樹の可愛い葉っぱ。2メタセコイア。     〔仕事と歩数〕愛染帖選考&PCインプット。3,693歩。

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  1. 大田かつら on 2022年4月19日 at 10:19 AM :

     おはようございます。2階の窓辺からは小雨に濡れた木々が芽吹き爽やかです。
    何時ものことですが愛染帖の「作品と評」とても参考になります。私も1歩でも完司先生に近付けるように努力したいと改めて思いました。老骨にムチウチ頑張ります。 エイエイオー❗遥か南の島から、、親愛をこめてかつらより

    • 新家 完司 on 2022年4月19日 at 11:07 AM :

      おはようございます。
      ありがとうございます。元気の出るエールをいただいて、選評に励みが出ます。
      こちらも爽やかな春らしい日和。いま、デスクワークも一区切りしたので、少し早いですが、これから昼前散歩に出かけようかなと思っているところです。

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