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たまに質問を受けることの1つが、「課題に対して否定形で詠んでも構わないか?」ということ。例えば「比べる」という課題の場合、「比べない」という内容でもいいかということ。以下は私見であり、そのような質問を受けたときにお答えしている。

 ・【私は課題から少々飛躍しても良い、のびのびと独自性のある句を作るべきだと思っている。従って否定形で詠っても構わないという立場である。しかし、例えば「比べる」という課題の場合。さまざまなことを独特の視線で比べているユニークな作品と比較すると、「比べない」という消極的な内容はいかにもインパクトが弱い。だから否定形は避けたほうがいい】。

【また、例えば「感じる」という課題の場合、デリケートな感覚でさまざまなことを感じて表現している愉快な作品に比べると、「感じない」という内容は気持ちが萎んで面白くない。だから否定形は避けたほうがいい】

ということ。要するに【否定形でも構わないが、訴える力が弱くなってしまうので避けたほうがいい】、と私は思っています。しかし、これも例外があって、否定形でインパクトある句が生まれることも稀にはあるので「絶対ダメ」というものではありません。

【補足説明】他の作品と比較してインパクトが強いとか弱いなどというのは、文芸の本道とかけ離れたこと。だが、座の文芸である川柳の宿命として「抜けるか抜けないか」は他者との比較になってしまうので「訴える力が弱いのは避けるべき」である。

今日は写真を撮らず、上は既報の鱗雲。〔仕事と歩数〕川柳塔向け「愛染帖」「せんりゅう飛行船」等を見直して投函。大山滝句座会報作製PCインプット。5,652歩。

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  1. くみ on 2022年3月23日 at 11:04 PM :

    完司先生 今晩は
    否定形はダメ❗と教わったので 入選している否定形の句をみるとなんとなく違和感がありましたが、先生の説明で納得できました。
    昨日の ヒメオドリコソウをみて あれ!ホトケノザ? 調べてみると 別でした。比べてみると
    似てはいますが、全然違うことがよくわかりました。
    ただ 似ている花として説明があって、なるほど❗と 感心。なぜ 間違えるか?など 書いてありました。(ネット参照を!)

    • 新家 完司 on 2022年3月24日 at 8:13 AM :

      おはようございます。
      否定形はダメと断言する人もいますが、私は創作は自由であるべきで「これこれはダメ」など窮屈な枠を嵌めたくはありません。ただ、上にも書いていますように、比較すると力が弱いので出来るだけ避けた方が良いと思っています。
      先ほどネットでホトケノザの写真見ました。確かにヒメオドリコソウと似ていますね。「似ている花」として紹介されていました。

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